出版社内容情報
キーワードは「消える金融」と「創る金融」-新たな金融サービスを生み出し顧客参加型マーケティングに成功した企業のみが生き残る。激変する2010年の金融を徹底予測。
内容説明
「加速する金融再編の方向」と「競争優位に立つための条件」を徹底分析。キーワードは「消える金融」と「創る金融」。
目次
第1章 二〇一〇年代の金融サービス―生活者の視座から
第2章 生活の場に溶け込む金融―新しい金融ニーズの誕生
第3章 生活者と共創する金融―顧客参加型サービスの拡大
第4章 金融が浸透する時代の資産運用サービス―拡大する富裕層と準富裕層
第5章 地域の活性化を支援する金融サービス―地域金融生き残りの条件
第6章 顧客参加型バリューチェーンの構築に向けて
補論 アジアの生活者と日本の金融
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シバ
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これからの時代は消費者のニーズに合ったものを提供していかないと、生き残っていけないと思った。2011/12/14
ダージリン
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何事もそうだろうが、提供者側の論理をかざすのではなく、より顧客のニーズに即したサービスを提供する方向に進んでいくのだろう。「消える金融」はかなり進んだように思うが、まだまだ変化のスピードは遅い気がする。2011/04/17
Kim
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金融業界の将来あるべき姿が分かる本。流通業からの参入企業や外国の事例が紹介されていて、時代に合わせてより消費者に身近でニーズを掴む存在でいることの重要性とそれを達成するためのヒントが分かった。日本人の金融リテラシーの低さも触れていて、この事を意識しつつ改善出来るような取り組みをしていきたいな。2011/02/12