内容説明
「強いドルは国益だ」と標榜して、思うがままに為替市場を操った元財務長官ルービン。彼の狙いは、ウォール街の利益にかなうものでもあった。ドル高を演出したウォール街・財務省複合体。
目次
第1章 ルービン財務長官登場
第2章 ドル安政策との訣別
第3章 市場と長官
第4章 ドル高政策の現場
第5章 ドル高と格付け機関の役割
第6章 日米通貨外交力と為替市場介入
第7章 金融・通貨政策の主権
第8章 日本の外貨準備政策
第9章 ドル高政策の限界
第10章 ブッシュ政権の政策
著者等紹介
森佳子[モリヨシコ]
早稲田大学法学部卒、同大学法学研究科にて国際法修士号取得、1985年ロイター通信社入社。経済記者として、為替・債券市場を担当するかたわら、G7、サミット、APEC等の国際会議の取材も行い、現在に至る
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感想・レビュー
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