出版社内容情報
東アジアで発生した金融危機に対するＩＭＦの対応は正しかったのか。アジア通貨危機が残した教訓を多角的に検証し、今後のＩＭＦが果たす役割について提言する。
内容説明
新しい国際金融システムの形成に向けて！東アジア金融危機によって浮き彫りになったＩＭＦ体制の限界を鋭く指摘し、新たな環境に適応したＩＭＦ政策のあり方を提言する。
目次
第１部 東アジアの経済・金融危機発生メカニズム（資本流入の特徴；資本移動に対するさまざまな対応策；経済・金融危機の発生要因 ほか）
第２部 経済調整に対するＩＭＦのアプローチ（ＩＭＦのファイナンシャル・プログラミング；マクロ経済政策の目的と手段；タイ、インドネシア、韓国に対するＩＭＦ支援プログラム ほか）
第３部 新しい国際金融体制に向けて（危機発生後の東アジア地域；ＩＭＦ体制の修正と改革）
