地方分権の経済理論―第1世代から第2世代へ

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492620687
  • NDC分類 349.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

情報の経済学なども含めたミクロ経済学の基本的枠組みに沿って、資源配分メカニズムの一種類である地方分権制度を評価する。学部上級~大学院生向けのテキスト。

内容説明

伝統的なミクロ経済学を理論的基礎とする第1世代の理論、情報の経済学および契約理論等に依拠する第2世代の理論、それぞれの理論から地方分権制度を評価する。

目次

地方分権の経済理論とその展開
地方分権の伝統的理論
地方分権制度と地域資源配分
地方分権と所得再分配
課税の限界費用
租税輸出論
租税競争論
重複課税と垂直的外部性
一般補助金と純財政便益
非対称情報と補助金政策
ソフトな予算制約の理論と補助金制度
アカウンタビリティと地方財政

著者等紹介

堀場勇夫[ホリバイサオ]
1949年愛知県に生まれる。1984年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得済退学。現在、青山学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yuno

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地方財政に関する最近(TieboutとOatsの論点より後)の研究を、幅広く扱った本。著者の研究というより、メジャーな財政学者(Boadwayなど)の論文を集めて日本語で読めるようにしました、と言った感じで、英語が苦手な自分にとってはかなりありがたい。ただ、かなりアレンジや省略がされているので、これを読んだからといって原論文を読んだことにはならないのが少し残念。2012/10/14

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