出版社内容情報
情報の経済学なども含めたミクロ経済学の基本的枠組みに沿って、資源配分メカニズムの一種類である地方分権制度を評価する。学部上級~大学院生向けのテキスト。
内容説明
伝統的なミクロ経済学を理論的基礎とする第1世代の理論、情報の経済学および契約理論等に依拠する第2世代の理論、それぞれの理論から地方分権制度を評価する。
目次
地方分権の経済理論とその展開
地方分権の伝統的理論
地方分権制度と地域資源配分
地方分権と所得再分配
課税の限界費用
租税輸出論
租税競争論
重複課税と垂直的外部性
一般補助金と純財政便益
非対称情報と補助金政策
ソフトな予算制約の理論と補助金制度
アカウンタビリティと地方財政
著者等紹介
堀場勇夫[ホリバイサオ]
1949年愛知県に生まれる。1984年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得済退学。現在、青山学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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