内容説明
必要なのは、従順な「対応」ではなく、面従腹背の「対策」です。「IFRS対応に乗り遅れるな」の大合唱のなかで防戦一方の弱い立場の企業に、導入準備の労力・コストを減らす指針と手法を伝授する。利害関係者では絶対に書けない本音のIFRS解説書。
目次
第1章 IFRS「対応」どはなく、IFRS「対策」がなぜ必要なのか?(現場で続出する「IFRS病」―つけるクスリはあるのか?;IFRSを取り巻く現況)
第2章 Q&AでわかるIFRSの本質と影響(それでもIFRSは導入されるの?―Q&AでわかるIFRS導入;素人でもわかるIFRSの特徴―IFRSの概念について ほか)
第3章 IFRS対策七箇条(第一条「これまでやってきたことに自信を持とう」;第二条「対立の構図に持ち込むな」 ほか)
第4章 IFRS対策を実践しよう(これまでの減価償却を認めてもらうポイント―固定資産対策;売上計上実務を変えないためのポイント―売上対策 ほか)
著者等紹介
小澤善哉[オザワゼンヤ]
公認会計士・税理士。1967年ニューヨーク生まれ。東京大学経済学部卒業。1989年公認会計士2次試験合格。太田昭和監査法人(現、新日本有限責任監査法人)等を経て1997年に小澤公認会計士事務所を開設。監査法人勤務時代には銀行監査チームの主査等に従事。独立後は国土交通省「CRE戦略を実践するためのガイドライン」ワーキンググループ委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。