出版社内容情報
2000年3月期より導入される新しい退職給付会計制度について、現時点で考えうる実務上のポイントや理論的な問題点について検討した実務担当者必携の解説書。
内容説明
最近の企業会計の動向と、その中での退職給付会計基準の意義を簡単に考察するとともに、新旧会計基準の解説を行いながら旧基準の問題点と新基準の特徴を解説。新基準を理解するうえで最低限必要な年金に関する知識を整理するとともに、新基準で使用されているテクニカルタームの簡単な解説も行なう。また、「退職給付に係る会計基準」の網羅的な解説と、基準には直接触れられていないが、会計実務を遂行していくうえで問題となるであろうと思われる論点の整理を試みている。
目次
第1章 企業会計をめぐる潮流
第2章 新退職給付会計基準解説
第3章 退職給付会計を理解するための基礎知識
第4章 退職給付会計基準逐条解説
第5章 実務上の諸問題