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出版社内容情報
人工知能(AI)の進歩に「もっとも早く、もっとも大きな影響を受ける」業界と言われる金融業界の現状と未来を喝破する。 今、IBMやGoogleの人工知能研究者が、次々とヘッジファンドに引き抜かれている。彼らは最新の人工知能のテクノロジーを駆使し、驚異的な分析能力と取引速度を有するロボ・トレーダーの開発することで、富を独占しようとしているのだ。また、人工知能の進歩は、大規模に、急速に、金融業界の雇用を奪おうとし始めている。
本書では、あまり報道されることのない金融業界と人工知能の「裏舞台」を喝破する。
はじめに
CHAPTER00 金融とテクノロジーの表舞台と裏舞台
CHAPTER01 金融市場はロボ・トレーダーだらけ
CHAPTER02 今、ヘッジファンドは何を考えているのか?
CHAPTER03 資産運用では人はロボットに勝てない
CHAPTER04 世界を変える人工知能の進化
CHAPTER05 ロボットに奪われる金融の仕事
CHAPTER06 金融ロボット後進国、日本の危機
Conclusion 表舞台と裏舞台の両方から変わる金融界
おわりに
参考文献
櫻井 豊[サクライ ユタカ]
櫻井 豊(サクライ ユタカ)
リサーチアンドプライシングテクノロジー株式会社 取締役
金融市場と金融商品、及び金融技術の専門家。1986年に早稲田大学理工学部数学科を卒業し東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。2000年にソニーのネット銀行設立メンバーに加わり、ソニー銀行執行役員市場運用部長などを経て2010年よりリサーチアンドプライシングテクノロジー株式会社(RPテック)取締役。入行以来ほぼ一貫して金融市場におけるさまざまな金融商品を用いたトレーディング、資産運用などの業務に従事し、金融市場の実態、理論とそこで使われる技術を熟知する。主な著書に『数理ファイナンスの歴史』(金融財政事情研究会)がある。
内容説明
ファイナンスとテクノロジーを熟知した専門家が予言する、残酷で不可避の未来。AIによる最初にして最大の業界破壊が始まる!10の360乗のパターンを分析し、100万分の1秒で執行するロボットが、自ら学習する能力を身につけたとき、金融に人の居場所は残されているのか?
目次
00 金融とテクノロジーの表舞台と裏舞台
01 金融市場はロボ・トレーダーだらけ
02 今、ヘッジファンドは何を考えているのか?
03 資産運用では人はロボットに勝てない
04 世界を変える人工知能の進化
05 ロボットに奪われる金融の仕事
06 金融ロボット後進国、日本の危機
Conclusion 表舞台と裏舞台の両方から変わる金融界
著者等紹介
櫻井豊[サクライユタカ]
金融市場と金融商品、及び金融技術の専門家。1986年に早稲田大学理工学部数学科を卒業し東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。2000年にソニーのネット銀行設立メンバーに加わり、ソニー銀行執行役員市場運用部長などを経て2010年よりリサーチアンドプライシングテクノロジー株式会社(RPテック)取締役。入行以来ほぼ一貫して金融市場におけるさまざまな金融商品を用いたトレーディング、資産運用などの業務に従事し、金融市場の実態、理論とそこで使われる技術を熟知する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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