内容説明
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、フリーペーパー、インターネット…メディアを賢く使おう。ユダヤ系商社での経験をもとに生み出した、個人商店・飲食店から大企業まで、ビジネス規模を問わずに使える新しい宣伝手法。
目次
第1章 お金のかからない宣伝方法の発見
第2章 中古バイクとユダヤ式ビジネス
第3章 報われない価値をお金にする原理
第4章 新しい宣伝手法は小さいビジネスでも使える
第5章 テレビに取り上げられるための法則
第6章 リリースからテレビまでの道のり
第7章 ローカル・メディアの潜在力
第8章 タレント事務所はネタの宝庫
第9章 ストーリーの豊かな活き活きした日本へ
著者等紹介
立川光昭[タチカワミツアキ]
株式会社メディマックス(MEDIMAX)取締役CEO。1976年生まれ。20歳の時に所持金1500円からバイク回収で起業。11店舗を運営するなど成功を収めるも、ビジネスの基本を学ぶためにユダヤ系商社に勤務。ナンバー1の成績をあげ、日本法人の実質的なトップとなる。2009年、PR会社・メディマックスを設立。テレビ番組などに露出させる独特の手法で2年目に20億円の売り上げを達成。スピーカー老舗ナカミチの後継会社・NSQをグループ会社にしたほか、東証二部のコンサルタント会社・LCAホールディングスの執行役員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mkt
5
ユダヤ式ビジネス:全て数値化。数字が減ることを理由を問わずに嫌う。原因→結果→対策→実行/お金のかからない原理①ネタはお金をかけなくても用意できる②ローカルメディアはネタを求めている③個人商店はローカルメディアで有効に宣伝できる/タレント事務所の所属タレントの髪を無料で切る→地元のフリーペーパーに持ち込む/テレビへの取り上げられ方①自社の特徴をつかむ②特徴を活かしたネタをつくる③プレスリリースをつくる④リリースを送る(テレビ局、製作会社やリサーチ会社、配信代行)/ 20220713読了 223P 19分 2022/07/13
HALI_HALI
3
個人商店であっても顧客の口コミ頼りではなく、己から情報発信することで集客を行う必要がある。著者は外資のユダヤ系商社勤務を通じて、あらゆる物事の数値化を習慣化させた。他者に恩恵がある場合、人生に何%寄与しているか、また、その根拠は何か、ということを徹底。それを通じて、一見無価値なものにも価値があることを発見。物々交換は一例である。無名タレントにとって"世間への露出"はお金以上の価値。こうした事を見抜いた上で、あまりお金をかけずに個人商店はタレントを起用し、PRを行うことが可能なのだ。2017/05/17
岩崎 堅悟
1
著者がユダヤ系商社で勤務した経験を活かして宣伝代理業を立ち上げ、創業3年で年商20億と飛躍的に業績を伸ばした、その原動力となる「独自の宣伝手法」について解説した書物。本書で「ユダヤ式」として取り上げられている「すべてを数値化して把握する」「相手が求めている対価に揃える」「一見無価値と思われているものの中から、価値を見出す」との指摘は、広告宣伝手法に限らず様々なビジネスシーンに関わる内容だと思う。特に「相手の対価に揃える」との発想は、様々な交渉において「Win-Winの関係」を成立させる大切な要素だと思う。2012/03/31
Virginia
0
賢く集客する方法は無限にあることがわかった。2016/02/23
dexter4620
0
マスコミ広告について知らない僕のような人間には最適の一冊。素晴らしい本だと思う一方、この手法が普及してしまうと困るなぁと思ってしまう。おすすめ。2015/01/24