判断と決断―不完全な僕らがリーダーであるために

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判断と決断―不完全な僕らがリーダーであるために

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492556870
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C3034

内容説明

強いリーダーでもない。なりたくてなったわけでもない。それでも組織のゴールを達成するという役割を果たさなければならない。そんな不完全な僕らが使うべき道具こそ、「判断」と「決断」である。それはリーダーを混沌から救い、チームを興奮に満ちた未来に導いてくれる。ラグビー大学選手権で早稲田を二連覇に導いた著者が明かす今までになかったリーダーシップ論。

目次

1 僕らを混乱と不安から救い、未来へと導く判断と決断という道具
2 正しい判断は、大量かつ多様な情報の収集から始まる
3 情報の山を仕分けて判断。そこに「冷静」がやってくる
4 考え抜いて強く決断する。気付くと「興奮」の只中にいた
5 どう動くのか。何を言うのか。ストーリーとシナリオが決断を実現に導く
6 現場で起こる「想定外」に対峙する瞬時の決断。それを支える直感
7 判断と決断は、結局、組織マネジメントのフレームワークである

著者等紹介

中竹竜二[ナカタケリュウジ]
1973年福岡県生まれ。早稲田大学人間科学部に入学し、ラグビー蹴球部に所属。同部主将を務め、全国大学選手権準優勝。卒業後英国に留学。ロンドン大学ディプロマ課程で人類学、レスター大学大学院修士課程で社会学を専攻。帰国後、(株)三菱総合研究所に入社。2006年に三協フロンテア(株)に入社し、早稲田大学ラグビー蹴球部監督就任。4年間の指導で、2007年度、2008年度と全国大学選手権2連覇達成。2010年4月より、(財)日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターに就任(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book_Meyer

3
この本をひとことで言うと 「判断と決断の積み重ねが組織やチームを作っていく」 私は今まで、「判断」と「決断」を区別して使っていませんでした。おそらく無意識にこれらを使っていました。本書では明確に区別し、それぞれの意味を示している所が勉強になりました。 2019/05/16

読書太郎

2
○判断  過去から現在に起こった事柄が混沌としているとき、整理するもの 過去から現在までの様々なデータ、情報を集めることが重要 ○決断 未来に起こり得る事象に対して下すもの 決めたゴールに向かって踏み出し、ぞつげんするために行動すること 強く決断するために、覚悟を決めること 判断した材料を一つとして、一歩を踏み出すこと 2021/05/08

モンジャ

2
オーディオブックにて。なんでしょう、僕はこの方というかラグビーの事をほとんど知らないんですが、ラグビーに例えた話というか、ラグビーの話が全く入って来なくて困りました。内容としてはチーム論や目の前の事よりゴール設定をきちんとしよう、みたいな内容なんです。ラグビーの事がわかる人にはきっと凄く響く内容だと思います!2021/04/16

よゆめ

2
「勝てなかったやつはダメ。それはこのチームにいて、このゴールを目指していたときの限定された価値観だと理解させる。自らの決断の失敗に、メンバーの一生を巻き込んではならない。メンバーが生きていく道のりに、影を落とすことになってはならない。」 なかなか分かってもらえないけどね。すぐには。。。2020/08/25

teruterubozet

2
未来の解を探すより解を創ること。未来への決断 過去の事実は変えられないが、解釈は変えられる。過去への判断2020/08/20

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