出版社内容情報
自分の置かれている状況を理解し、どのように意思決定を行えば最も有利になるかを理論的に分析するツール「ゲーム理論」について、実例を交えて解説する。
内容説明
知識の解説はビジネスに役立つ必要最小限のものにとどめ、実際の競争や交渉にいかに利用していくかを詳述。
目次
第1章 経済学はなぜ役に立たないのか―経済エンジニアリングのすすめ
第2章 ゲーム理論を学ぶ前に―ワインをめぐる経済学
第3章 ゲーム理論初歩の初歩―ビジネスに役立つ必要最低限の知識
第4章 儲けはどこにあるのか―不完全競争の経済
第5章 ゲーム理論的思考を身につける―ケースで学ぶ活用術
第6章 非合理で複雑な現実を理解する―戦略ゲームの内部構造
著者等紹介
手塚宏之[テズカヒロユキ]
1981年東京大学物理工学科卒業。同年NKK(日本鋼管)入社後、製鉄所の制御システムの開発、新素材事業の企画、海外提携などに携わる。91年MITスローン経営大学院でMBAを取得。総合企画部をへて93年からブルッキングス研究所客員研究員、94年から6年間ワシントン事務所長として通商問題、北米戦略を担当し、米国議会証言なども経験、米国各地の大学で講演。99年から米国ナショナルスチール社でCEO補佐を勤めた後、現在はNKK海外事業総括部欧米グループマネージャーとしてさまざまな提携、M&A交渉に携わる
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