出版社内容情報
ベンチャービジネスや新規事業の研究を通じて、儲かるビジネスモデルの構造や戦略を検証。付録のCD-ROMで、読者の事業計画の収益シミュレーションもできる。
内容説明
どんなに面白いアイデアや新しい技術を盛り込んだ事業プランでも、「儲け」がなくてはビジネスではない。本書はベンチャービジネスや新規事業の計画において、「儲け」をいかに設計するかを具体的に解説している。前半では多数のベンチャー事例について儲けの源泉を徹底分析し、儲けを設計するための手法と戦略を紹介。後半ではペンシルバニア大学のイアン・C・マクミラン教授とコロンビア大学のリタ・G・マグレイス準教授によって考案された事業計画手法「DDP」を解説している。付録のCD‐ROMは、「DDP」を使って儲けの設計を行う実践ソフトと、ケーススタディを載せている。
目次
第1章 不確実性の時代
第2章 不確実性のポートフォリオ
第3章 仮説のマネジメント
第4章 事業のコンセプト
第5章 儲けの戦略
第6章 リアル・オプション
第7章 DDPによる事業計画概要
第8章 儲けの構造を作る(逆損益計算法)
第9章 事業開発を計画し実行する(マイルストン計画法)
第10章 DDP事業計画の事例
著者等紹介
大江建[オオエタケル]
1964年日本大学理工学部物理学科卒業。1972年メリーランド大学Ph.D.(実験物理学)、1980年コロンビア大学MBA。1975年大江事務所を設立し、新規事業や事業立ち上げのコンサルタント、コグネックス社等のハイテク企業の取締役、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授を務める。新規事業論、起業家教育論を研究
北原康富[キタハラヤストミ]
1978年東京理科大学理学部応用数学科卒業。日米のコンピュータメーカーでITコンサルタントおよびマネジメントコンサルタントとして活動。1993年日本インテグラート株式会社を設立。その後、ペンシルバニア大学のイアン・C・マクミラン教授らとともに、DDP支援ソフトを開発。現在、同社代表取締役および早稲田大学ビジネススクール講師
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