出版社内容情報
金融ビッグバンが進行し不動産市場も情報革命が起こりつつある。不動産バブルの混乱後の資産開示とは、情報革命とは何かを示す。
内容説明
著者は、ミサワホームの社長。本書は、住宅事業、デベロッパー事業を手がけるなかで、不動産について見・聞きし、実体験したことを書きとめるとともに、土地に対する想いを綴ったもの。不動産バブルの信じられないような実態や弊害に触れるとともに、そうした過ちを二度と起こさないためにも不動産情報の開示が重要であり、環境を含めて資産価値を高める努力をしてほしいとの日頃からの想いを綴っている。そして、現下の長期不況を打開し、日本経済を再生させる鍵をにぎるのが合理的な土地評価システムの構築にあるとの考えから、不動産図書の動きにも触れている。
目次
第1章 バブルのとき(役員会も土地取引は無責任決裁;プロでもないのに巨額土地取引する公営企業;評価できない金融機関 ほか)
第2章 あとの祭り(地盤を知らずに土地を買った;地盤沈下で逃げた無責任ゼネコン;谷、川のつく地名はこわい、遺跡は最適 ほか)
第3章 資産価値高める住宅(35年間で84倍になった土地;コメの自由化で土地余り;地価は50年、100年上がらない ほか)
第4章 人生を心豊かにする住宅(人生八回の住み替え;住み替え利殖は猛勉強から;五月みどりさんの住み替え、亭主替え ほか)
第5章 正しい不動産評価が日本を救う(150項目対2000項目;平成7年から始まった不動産評価の研究;不動産情報・登記・税制・評価システム協議会がスタート ほか)
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