出版社内容情報
日本企業は円高とアジアの追い上げで価格破壊の渦中にある。コストダウンは避けて通れない。日本最大事業所・三菱重工長崎造船所のコストダウン成功経験の実践論。
内容説明
今日、日本の企業は経済のグローバル化にともなう円高とアジアの経済成長によって広がった価格破壊の嵐のなかにあり、各企業とも生き残るために総力を挙げてコストダウンに取り組んでいます。現在、企業のリストラとか、政府の規制緩和というような大きな施策も取られていますが、製造現場では必死になってコストダウンが行われています。コストダウン競争に勝った企業は繁栄し、負けた企業は衰えることになります。本書は、今日最も厳しい国際競争にさらされている造船所にあって、実際にコストダウンを推し進めた著者の経験から、製造業に役に立つと思われるノーハウをまとめたものです。
目次
第1章 コストダウンの必要性
第2章 造船不況を乗り越えて
第3章 コストについてのイントロダクション
第4章 全方位コストダウン
第5章 工場の生産性倍増
第6章 コストダウン設計
第7章 コストダウンのための思考方法
第8章 三菱重工業・長崎造船所の特殊性
感想・レビュー
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