出版社内容情報
新企画、取引先との契約、経営企画…ビジネスマンが「現場で使える」を最重視!法務部員以外のための「逆引き」ハンドブック。
《ビジネス法務の決定版》
こんな本がほしかった!!!
現場のビジネスパーソンが押さえておきたい法律の基本を一冊に凝縮。
「この案件、法的に問題はない?」
上司や経営陣からそう聞かれる機会は多い。
しかし、できることはといえば法務の担当部署に相談するか、インターネットで検索してみるか。
どちらを選んでも、解決のときは意外に遠い。
実は、「法的リスク」は多くのビジネスパーソンの日々の仕事に隣り合う課題なのである。
アイデアはいいのに、法律問題の整理でつまずいてしまう。
ビジネスについての深い知識や経験を持ちながらも、法律知識が追いつかず、スピーディな実行に至らない。
そんな悩みに応えるため、本書では法律書ではじめて、“ビジネスシーンからの「逆引き」式”を採用!
さまざまなビジネスシーンごとに、その状況下での法的リスクをとらえることが可能になる。
●経営戦略のポイントを“戦略のエッセンス”として簡潔に紹介!
●テーマごとのアウトラインを“法務チェックリスト”として利用できる!
●リアルなビジネスに必要不可欠な“法令の条文”がわかる!
●定評ある法律実用書・法律専門書の“リファレンスブック”としても活用できる!
【ビジネスに潜む法的リスクをシーン別に把握】
例1:新規事業の開発
誰かの知的財産権を侵害していないか? →特許法、商標法
例2:業務の委託
その対価の定め方に問題はないか? →下請代金支払遅延等防止法
例3:値上げ・値下げ交渉
不用意なやり方はカルテルとされることも →独占禁止法
例4:プロモーション、ブランディング
その宣伝、よく書きすぎてはいないか? →景品表示法
《目次》
Chapter1:戦略参謀のための基礎法学
Chapter2:収益改善戦略の法務
Chapter3:コスト削減戦略の法務
Chapter4:M&A戦略の法務
Chapter1:戦略参謀のための基礎法学
《法務に関する基礎知識》
1-1 法的リスク
1-2 訴訟リスク
1-3 株式会社の機関
1-4 リーガル・リサーチ
《契約に関する基礎知識》
1-5 契約・契約書
1-6 契約違反の効果
1-7 秘密保持契約
1-8 業務委託契約
Chapter2:収益改善戦略の法務
《販売単価に関する戦略》
2-1 価格設定
2-2 有料化・値上げ
2-3 後払い/割賦払い
《販売量に関する戦略》
2-4 市場シェア拡大
2-5 ブランディング
2-6 販売プロモーション
2-7 流通チャネルの拡大
2-8 新規事業開発
Chapter3:コスト削減戦略の法務
《各コスト費目共通の打ち手》
3-1 ボリュームディスカウント
3-2 ベンチマーキング
3-3 中間流通等の省略(中抜き)
《各コスト費目特有の打ち手》
3-4 人件費削減?@(賃金削減)
3-5 人件費削減?A(ストック・オプション)
3-6 人件費削減?B(人員削減)
3-7 不動産賃料削減
Chapter4:M&A戦略の法務
《M&Aのプロセス》
4-1 総論─M&Aプロセスと法務
4-2 プロセス?@─準備
4-3 プロセス?A─交渉
4-4 プロセス?B─実行
4-5 プロセス?C─運営
《M&Aのスキーム》
4-6 M&Aのスキーム
4-7 スキーム?@─提携・合弁
4-8 スキーム?A─事業の取得
4-9 スキーム?B─株式の取得
4-10 スキーム?C─会社の取得
【著者紹介】
塩野 誠(シオノ マコト)
経営共創基盤(IGPI) 取締役マネージングディレクター/パートナー IGPIシンガポール CEO
シティバンク銀行、ゴールドマン・サックス証券、ベイン&カンパニー、ライブドア証券(取締役副社長)等を経て現職。経営共創基盤では国内外の大企業、ベンチャー企業、政府機関の戦略立案・実行、M&Aアドバイザリー、事業提携、組織ガバナンス設計、企業再生、危機管理に従事。大学や企業でM&A実務や交渉学の講師も務める。
人工知能学会倫理委員会委員、政府系実証事業採択審査委員会等の委員を多く務める。
慶應義塾大学法学部卒、ワシントン大学ロースクール法学修士(LLM)
著書に『リアルスタートアップ――若者のための戦略的キャリアと起業の技術』
『世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか?』等がある。
内容説明
経営戦略のポイントを“戦略のエッセンス”として簡潔に紹介!テーマごとのアウトラインを“法務チェックリスト”として利用できる!リアルなビジネスに必要不可欠な“法令の条文”がわかる!定評ある法律実用書・法律専門書の“レファレンスブック”としても活用できる!
目次
1 戦略参謀のための基礎法学(法務に関する基礎知識;契約に関する基礎知識)
2 収益改善戦略の法務(販売単価に関する戦略;販売量に関する戦略;新規事業開発に関する戦略)
3 コスト削減戦略の法務(各コスト費目共通の打ち手;各コスト費目特有の打ち手)
4 M&A戦略の法務(M&Aのプロセス;M&Aのスキーム)
著者等紹介
塩野誠[シオノマコト]
経営共創基盤(IGPI)取締役マネージングディレクター/パートナー。IGPIシンガポールCEO。シティバンク銀行、ゴールドマン・サックス証券、ベイン&カンパニー、ライブドア証券(取締役副社長)等を経て現職。経営共創基盤では国内外の大企業、ベンチャー企業、政府機関の戦略立案・実行、M&Aアドバイザリー、事業提携、組織ガバナンス設計、企業再生、危機管理に従事。大学や企業でM&A実務や交渉学の講師も務める。人工知能学会倫理委員会委員、政府系実証事業採択審査委員会等の委員を多く務める
宮下和昌[ミヤシタカズマサ]
弁護士・経営共創基盤(IGPI)カウンセル。ソフトバンクにおいて、持株会社及び戦略事業子会社の法務部門を兼務し、事業提携・M&A、戦略シナリオの策定、訴訟対応、新規事業開発、レギュラトリ、契約審査等の各種業務に従事。IGPI参画後は、戦略コンサルタントとして、ベンチャー企業の業務改善から大手企業の海外進出まで幅広い分野において、事業・法務横断的なアドバイザリーサービスを提供。慶應義塾大学総合政策学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roatsu
ちくわ
すべから
ただの人間
Ryosuke.S
-
- 和書
- この本を盗む者は