出版社内容情報
欧州を中心に普及しつつある「自然資本」について経営の観点から考察された初の書。京都大学大学院研究科の同名講座を元に論じる。
欧州を中心に普及しつつある「自然資本」について経営の観点から考察された日本初の書。京都大学大学院研究科の「自然資本経営論講座」を元に論じる。
自然を消耗する時代から、経営する時代へ。「日本発」の世界経済のパラダイム・シフトを提言
プロローグ 近代科学技術文明についてのエッセイ
第1章 持続可能性の課題:限りある自然資本
第2章 持続可能性の課題:「資源と環境」
第3章 自然資本を経営する時代、パラダイムの転換を
第4章 自然資本経営のケーススタディ
第5章 自然資本をめぐる世界の潮流と日本発「自然資本経営」の位置付け
【著者紹介】
谷口 正次(タニグチ マサツグ)
京都大学特任教授/自然・環境ジャーナリスト
1938年東京都生まれ。60年、九州工業大学鉱山工学科卒業。同年、小野田セメント(株)入社。87年、資源事業部長に就任、各種鉱物資源関連事業を手がける。93年、常務取締役に就任、環境事業部を立ち上げる。96年、(株)秩父小野田専務取締役、98年、太平洋セメント(株)専務取締役(研究開発・資源事業・環境事業管掌)。現在、京都大学経済学研究科 共同研究講座特任教授。資源・環境ジャーナリスト(講演・執筆活動)、資源・環境戦略設計事務所代表。他にNPO法人ものづくり生命文明機構理事、サステナビリティ日本フォーラム理事、(社)クラブ・エコファクチュア理事等も務める。専門は資源・環境論。著書に『メタル・ウォーズ』(東洋経済新報社、2008年度日経BP・BizTech図書賞受賞)等がある
内容説明
自然を消耗する時代から、経営する時代へ。「日本発」の世界経済のパラダイム・シフトを提言。
目次
第1章 持続可能性の課題:限りある自然資本(経済は自然資本にはじまる;われら“限界に直面した人類最初の世代” ほか)
第2章 持続可能性の課題:「資源と環境」(大プリニウスの予言;青銅器時代にはじまる環境破壊の歴史 ほか)
第3章 自然資本を経営する時代、パラダイムの転換を(産業レベルのパラダイム;地域レベルのパラダイム ほか)
第4章 自然資本経営のケーススタディ(個別企業レベルの自然資本経営;地域レベルの自然資本経営 ほか)
第5章 自然資本をめぐる世界の潮流と日本発「自然資本経営」の位置付け(自然資本をめぐる経緯;わが国の現状 ほか)
著者等紹介
谷口正次[タニグチマサツグ]
1938年東京都生まれ。60年、九州工業大学鉱山工学科卒業。同年、小野田セメント(株)入社。87年、資源事業部長に就任、各種鉱物資源関連事業を手がける。93年、常務取締役に就任、環境事業部を立ち上げる。96年、秩父小野田(株)専務取締役、98年、太平洋セメント(株)専務取締役(研究開発・資源事業・環境事業管掌)。現在、京都大学経済学研究科共同研究講座特任教授。資源・環境ジャーナリスト(講演・執筆活動)、資源・環境戦略設計事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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