戦略マップ―バランスト・スコアカードによる戦略策定・実行フレームワーク (復刻版)

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戦略マップ―バランスト・スコアカードによる戦略策定・実行フレームワーク (復刻版)

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  • サイズ A5判/ページ数 531p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492533390
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

出版社内容情報

1つの地図に集約できるから優れた戦略が見えてくる!キャプランとノートンによる名著がより読みやすく、より正確に改訳されて復刊。

1枚の地図に集約するから、優れた戦略が見えてくる!
組織の「無形の資産(インタンジブルズ)」を可視化し、
企業価値を創造するプロセスを「見える化」

本書はバランスト・スコアカードの生みの親である、ロバート・S・キャプランとデビッド・ノートンによる戦略マップの解説書である。解説書といっても、理論を述べただけではなく、20社以上のケースもあわせて紹介している。

戦略マップとはバランスト・スコアカードの4つの視点(財務の視点、顧客の視点、内部プロセスの視点、学習と成長の視点)から定められた組織の戦略目標それぞれの関係を明らかにするものである。戦略目標間の因果関係が示され、1枚のロードマップとして戦略の全体像が示され、現場へ戦略を落とし込むツールとなる。

戦略マップの意義は大きく3つある。
ひとつは、戦略策定に有効に活用できること。
2つめは、策定された戦略を成功裏に実行していくかに活用できること。
3つめは、企業がもつ「無形の資産(インタンジブルズ)」がどのように企業価値を創造するかを見える化すること。

この3つ以外にも経営革新、IT投資の評価、内部監査方法の改善、IR、経営品質向上などにも貢献する。

本書は2005年に刊行された『戦略マップ』の復刻版。復刻版を機に、翻訳を全面的に見直し、訳注も追加することで読みやすくなっている。

第1部 概観

第1章 序論
第2章 戦略マップ

第2部 企業価値創造のプロセス

第3章 業務管理のプロセス
第4章 顧客管理のプロセス
第5章 イノベーションのプロセス
第6章 規制と社会のプロセス

第3部 インタンジブルズ

第7章 無形の資産を企業の戦略に方向づける
第8章 人的資本レディネス
第9章 情報資本レディネス
第10章 組織資本レディネス

第4部 戦略と戦略マップの構築

第11章 戦略マップのカスタマイズ
第12章 戦略実行キャンペーンの計画

第5部 ケースファイル

第13章 民間企業
第14章 公的組織
第15章 非営利組織

【著者紹介】
ロバート・S・キャプラン
ハーバード大学ビジネススクール教授
ハーバード大学ビジネススクールのマービン・バウワー基金講座教授。世界を代表する管理会計研究者として知られている。最近の研究、教育、コンサルティング、講演の主要なテーマは、戦略と業績評価および原価計算システムで、とりわけバランスト・スコアカード(BSC)と活動基準原価計算(ABC)は日本を含む世界の学界とビジネスに多大な影響を与えた。最高の教育者に与えられるアメリカ会計学会の学会賞(Outstanding Educator Award)、イギリス勅許管理会計担当者協会から与えられる会計学への貢献賞(Outstanding Contributions to the Accounting Profession)などを受賞。パラディウム社(その前身はバランスト。スコアカード・コラボラティブ)の共同創始者。

内容説明

1枚の地図に集約するから、優れた戦略が見えてくる!組織の「無形の資産(インタンジブルズ)」を可視化し、企業価値を創造するプロセスを「見える化」。

目次

第1部 概観(序論;戦略マップ)
第2部 企業価値創造のプロセス(業務管理のプロセス;顧客管理のプロセス ほか)
第3部 インタンジブルズ(インタンジブルズを企業の戦略に方向づける;人的資本レディネス ほか)
第4部 戦略と戦略マップの構築(戦略マップのカスタマイズ;戦略実行キャンペーンの計画)
第5部 ケースファイル(民間企業;公的組織 ほか)

著者等紹介

キャプラン,ロバート・S.[キャプラン,ロバートS.] [Kaplan,Robert S.]
ハーバード大学ビジネススクールのマービン・バウワー基金講座教授。カーネギー・メロン大学大学院インダストリアル・アドミニストレーション研究科の科長(1977~83年)などを経て現職。講演の主要なテーマは、戦略と業績評価および原価計算システム。最高の教育者に与えられるアメリカ会計学会の学会賞(Outstanding Educator Award)、イギリス勅許管理会計担当者協会から与えられる会計学への貢献賞(Outstanding Contributions to the Accounting Profession)などを受賞

ノートン,デビッド・P.[ノートン,デビッドP.] [Norton,David P.]
バランスト・スコアカード・コラボラティブの共同創始者、パラディウム社(バランスト・スコアカードのアプローチを戦略実行のために利用促進する専門的なサービス会社)のディレクター。ノーラン・ノートン&カンパニーで17年間社長を務め現職。戦略的な業績管理の分野でのマネジメント・コンサルタントであると同時に博士号をもち、研究者でもある。キャプランとともにバランスト・スコアカードの創始者の1人

櫻井通晴[サクライミチハル]
城西国際大学客員教授、専修大学名誉教授。早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了・商学博士(早稲田大学)。城西国際大学客員教授(2007年~)、ハーバード大学ビジネススクール客員研究員(1989~1990年、フルブライト上級研究員)、放送大学客員教授(1990~1994年)、公認会計士第二次試験委員(1992~1995年)、ロンドン大学(LSE)大学院客員教授(1997年)、公認会計士第三次試験委員(1998~2000年)、日本原価計算研究学会会長(2001~2003年)、NTTドコモ監査役(2003~2006年)などを歴任

伊藤和憲[イトウカズノリ]
専修大学商学部教授。博士(経営学)。慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。日本原価計算学会理事(2004年~)、日本管理会計学会理事(2003~2010年)、日本管理会計学会副会長(2011~2013年)

長谷川惠一[ハセガワケイイチ]
早稲田大学商学学術院教授。1991年、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学商学部助手、高崎経済大学専任講師、早稲田大学専任講師、早稲田大学助教授を経て、2001年に教授、2004年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kiyoshi Utsugi

31
「世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊」中で、一人で2冊以上取り上げられていた中の一人がロバート・カプランでした。 ・概観 ・企業価値創造のプロセス ・インタンジブルズ ・戦略と戦略マップの構築 ・ケースファイル の五部構成。 500ページ以上ある大作ですが、ケースファイルを除く最初の四部は読んでおきたいところ。 日本の企業でケースまで含めて取り上げられていたのは、三菱東京銀行の米州本部のみ。 複数回名前が登場するのは、トヨタとソニーで、このあたりはさすがですね。2022/09/19

なかむら

1
2024年46冊目 Kindle2024/04/10

齋藤し郎

1
★★★☆☆ 理解しきるには時間が足りなかった。ただしBSCが何かは大枠として理解できた。戦略と行動をつなぐものとして、無形資産を管理する方法として機能するようだ。 良いことづくめでもあるので、実際には何が懸念、弱点となるのかも今後見たい。2018/05/08

Bun-ichi Kawamoto

1
バランススコアカードのことはこれで確定。2014/07/22

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