サービスを制するものはビジネスを制する

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サービスを制するものはビジネスを制する

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492533345
  • NDC分類 673
  • Cコード C3034

出版社内容情報

サービスで儲けるには? あらゆる業界にとって必要なサービスの概念、成長の方法、儲けの方法などわかりやすく解説。

▼サービスで儲けることができるのか
サービスとは「おもてなしの心」のあらわれだから、サービス自体では儲からないと多くの人が言う。またサービスは、スタッフの資質や勘と経験で成り立っているから、サービスのレベルアップを図るのは難しいとサービス業に従事する人は考える。しかしこれらは全くの誤解であると著者はいう。
▼世界に通用するサービスを
サービスやおもてなしの心の行き届いた旅館や料亭があり、繁盛しているのも事実だ。しかしこれらは日本限定のものであり、世界に通用していくサービスではない。リッツカールトンやディズニーリゾートのように世界に通用するサービスが日本で育ちにくいのはなぜか?
▼サービスのプロが解き明かす
本書は多くのサービス業にコンサルを行ってきた斯界の第一人者が、製造業や金融業はじめあらゆる業界にとって必要なサービスの概念、成長の方法、儲けの方法など様々な事例を挙げながらわかりやすく解説する。

第1章: サービスを始める ~ビジネスモデルの設計
第2章: サービスで魅せる ~品質の追求と訴求
第3章: サービスで稼ぐ ~安定化と生産性向上
第4章: サービスを広げる ~持続的成長への試練

【著者紹介】
グロービス経営大学院(グロービスケイエイダイガクイン)

内容説明

「おもてなし」が行きとどいた名旅館が、なぜ世界に広がらないのか?サービスに関する誤解を解き、あらゆる業種で必要なサービスとサービス経営のサイクルを解説する。

目次

序章 あなたはサービスを知っていますか?(サービスを巡る誤解;日本のサービス再生に向けて)
第1章 サービスを始める―ビジネスモデルの設計(ケース 有名ホテル、再生に挑む;解説;補論 サービスの類型)
第2章 サービスで魅せる―品質の追求と訴求(ケース 二代目社長による製造業のサービス強化;解説;補論 サービスの価格設定)
第3章 サービスで稼ぐ―安定化と生産性向上(ケース 規模化という挑戦;解説)
第4章 サービスを広げる―持続的成長への試練(ケース まさかのリストラ案浮上;解説)

著者等紹介

山口英彦[ヤマグチヒデヒコ]
グロービス経営大学院教授、株式会社グロービスマネジング・ディレクター。東京大学経済学部卒業、ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA、Dean’s List表彰)。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ボストンコンサルティンググループ等を経てグロービスに加わり、現在は同社の経営メンバー(マネジング・ディレクター/ファカルティ本部長)を務める。主にサービス業界(教育、レジャー、流通、金融、医療、エネルギーなど)の大手企業クライアントに対して、戦略立案や新規事業開発、営業・マーケティング強化を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

帯長襷

3
なんだかんだ言って、かなりおもろかった本。「サービス業」と言われた時に日本人が想像することってだいたい偏見なんじゃないか、と思うくらい大きな誤解が書かれている。今自分が製造業だと思っている人にもサービスの要素はある。モノはサービスが乗っかる器だと考えている私にとって「あらゆる産業は、モノづくりとサービスのミックス」という考えは肚落ち。カジノに対する不安や競合にすぐ真似されてしまう、という思い込みへの指摘もあって、楽しく読める。これからの時代あらゆるものがサービスの位置づけになると予測すると必読の1冊。2019/11/11

小野靖貴

3
皆言う、サービスだのおもてなしだの…でも皆さん「サービス」ちゃんと理解してますか?という本。サービスを受益する側でなく、提供する側からの分析として希少。「サービス」はどうやらホテルや飲食のみの問題じゃあないそうで。ケーススタディの出来が良い2014/10/02

ちきゅう

1
サービスマネジメントの本として読みやすい上に内容も充実していて良書だと感じた。ビジネス実践よりの本のため多くの人にとって示唆が与えられる内容だと思う。サービス業だけでなく、モノのサービス化が進む時代において、サービスロジックの理解は必須のため多くの人におすすめしたい。2021/07/12

Komine Hirotome

1
サービス業特有の精神性を排除し、極めてサイエンスで説明しようとする姿勢がグッド。 環境整備に対する投資については、うちの代表にも読ませてあげたい。 インセンティブは金だけでなく、快適に働く環境を提供することも含まれていることを知ってもらいたい。2015/10/13

645TJC

1
商品の価格=モノ(有形)+サービス(無形)とした場合にどのように事象を分解してビジネスモデルを築くべきかその定石が非常に良く理解できた。とかくモノの価格、サービスの質にばかり目が行ってしまうが、前述の2点のアウトプットを生み出すためのインプットこそが重要である。適切なインプットなくして適切なアウトプットは存在しない。サービス経営は始める→魅せる→稼ぐ→広げるの順で考える2015/07/04

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