紛争鉱物規制で変わるサプライチェーン・リスクマネジメント―人権問題とグローバルCSR調達

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492533253
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

出版社内容情報

紛争鉱物規制対応事例をふまえ、人権問題に対する企業の取り組み方を解説。調達・企画・CSR・IR・法務担当者・経営者必読。

アフリカ・コンゴ東部の武装勢力の資金源となっている紛争鉱物(すず、タンタル、タングステン、金)。
スマホ・パソコンなどの情報通信機器、電機、自動車などの製品に欠かすことのでない鉱物だが、紛争鉱物を使用しているグローバル企業へのNGOによる抗議行動や、2013年1月施行の米国ドッド・フランク法により紛争鉱物など人権上問題のある企業の調達・購買活動についての監査報告・ディスクロージャーを義務づけられることになったため、企業が紛争鉱物の使用を取りやめざるを得ない事態となっている。
適用対象は米国上場企業やSEC基準適用企業だが、実質的には調達元企業も対応に終われることになるため、日本メーカーにも影響は甚大で、もはや知らないでは済まされない事態となっている。
本書では、メーカーや商社およびその系列や調達元などを多く抱えた先進企業における対応事例を交えながら、紛争鉱物や児童労働などの人権問題に対する企業の取り組み方を解説する。
調達・CSR・企画・IR・法務担当者から経営者まで必読の書。

第1章 サプライチェーンにおける人権問題への関心の高まり

第2章 人権問題に係る国際的な取り組みの動向

第3章 米国金融改革法を中心とした法規制の動向

第4章 サプライチェーンの人権問題に係る企業の取り組み

第5章 次世代サプライチェーンの方向性

第6章 紛争鉱物等に対する各業界団体等の取り組みの動向

第7章 日本企業にとっての実務対応――サプライチェーン・デューデリジェンスの実践

第8章 紛争鉱物の開示――統合報告に向けて

【著者紹介】
KPMG(ケーピーエムジー)
監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワーク。世界156ヵ国のメンバーファームに約152,000名の人員を擁し、サービスを提供している。KPMGネットワークに属する独立した個々のメンバーファームは、スイスの組織体であるKPMG International Cooperative(“KPMG International”)に加盟。KPMGの各メンバーファームは、法律上独立した別の組織体。

内容説明

スマホ・PC・電機・クルマに欠かせない「すず・タンタル・タングステン・金」がコンゴ東部の武装勢力の資金源に。2013年1月より実務適用が開始、ドッド・フランク法の紛争鉱物規制に対応。

目次

第1章 サプライチェーンにおける人権問題への関心の高まり
第2章 人権問題に係る国際的な取り組みの動向
第3章 米国金融改革法を中心とした法規制の動向
第4章 サプライチェーンの人権問題に係る企業の取り組み
第5章 次世代サプライチェーンの方向性
第6章 紛争鉱物等に対する各業界団体等の取り組みの動向
第7章 日本企業にとっての実務対応―サプライチェーン・デューデリジェンスの実践
第8章 紛争鉱物の開示―統合報告に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshito Tsujii

0
アメリカのドット・フランク法の紛争鉱物規制(3TG)に対応する為の実務書。REACH規則などの環境負荷物質や地震などの対応でも企業の担当者はサプライチェーン管理に右往左往しているが、さらに紛争鉱物というリスクが加わった。身近な所でも紛争鉱物に関する説明会もはじまっているので、日本企業にとって、もはや他人事ではなくなった。2013/07/18

Gaku

0
DDの流れなどまとまっており他の対象物にも応用できる箇所があったと思う2020/06/21

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