出版社内容情報
全入時代といえども、「人」と「組織」の創意を引き出せば、大学はまだまだ伸びる。私学の雄・早稲田を再生させた画期的ノウハウを大公開。事例も多数紹介。関係者必読の一冊。
目次
序章 なぜ、大学にプロジェクト型が必要なのか?(変貌する「知の貯水池」機能;「人」という最大の価値の還元 ほか)
第1章 プロジェクトを始動させる(プロジェクト―「発想」に形を与えること;メモ作りからはじめよう ほか)
第2章 プロジェクト・チームを動かす(大学にしかできないことは何か;ヴィジョンの条件 ほか)
第3章 プロジェクトを展開させる(教員と職員の協働作業;教員との接し方 ほか)
第4章 収束・解散から次世代育成へ(プロジェクトは収束・解散する;成功の証は日常化 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuka
1
課題を解決するためのプロジェクトの立ち上げ方や、進め方、具体的な資料の作り方などについて書かれており参考になることが多かった。職員として正確で迅速な事務処理は前提で、今後は企画運営の力も必要になるのかもしれないなぁ。なににせよ、読んでいてワクワクするビジネス書でした。2015/11/29
ぺんぺん草
1
大学は営利組織じゃない、理想を実現するために非合理や非効率が認められる世界なのですって。なんとけったいな。私は大学四年間超斜陽時代に入りつつある本屋さんで働いていたので…もちろん…商魂が、資本主義社会を成長させてきた競争意識が染みついている。大丈夫かしら。そんな中で著者さんがすごくおもしろい事・新しい事好きで行け行けドンドンな人なのは伝わりました。こういう風に楽しく仕事、できたら素敵だよね2015/02/05
小葉
1
◇ 別の角度から「大学」のことを知れるかしらと思って手に取ったものの、組織というものにほとんど属してこなかったため、ピンときませんでした。大学の職員は組織人で教員は個人事業主というのに、なるほどと。こうした職員の努力で大学は成り立っているんですね。[z]2009/08/23
高橋正宗
0
大学職員の大学でプロジェクトを起こして成功するまでの方法と具体例が書かれた本だった。学生の立場として読んだが、保守的な組織の中で、大学の特徴をよく掴んで協力実行していく場面など、すごく勉強になった。2015/09/25
勇03
0
大学を実例に出したプロジェクトの教科書。2014/04/26
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