出版社内容情報
ハーバード・ビジネス・スクールの注目教授が心血をそそいだ競争戦略論のエッセンス。代表的な概念の誕生から現在にいたるまでの変遷をたどり、最新理論を説く。
内容説明
本書は、コンパクトでありながら戦略分野のコア・コンセプトを余すところなく説明している。戦略の歴史をその起源から追う。ポジショニング、プレーヤー間のダイナミクスを追究する。模倣性、代替性、スラック、ホールドアップなどの脅威に対抗する手段を考える。最新の事業環境分析手法「ビジネス・ランドスケープ」を詳しく紹介する。
目次
第1章 戦略の起源
第2章 ビジネス・ランドスケープのマッピング
第3章 競争優位の創造
第4章 競争と協調のダイナミクス
第5章 成功の確立とその持続
著者等紹介
ゲマワット,パンカジュ[ゲマワット,パンカジュ][Ghemawat,Pankaj]
ハーバード・ビジネススクール教授、1982年にハーバード大学にて経営経済学博士号を取得後、1983年までマッキンゼー・アンド・カンパニーのロンドン・オフィスにてコンサルタントとして活躍。1991年にはハーバード・ビジネススクール開校以来の最年少で専任教授に任じられ、1995年から1998年までMBA課程の必修科目である「競争と戦略」コースの主任教授を務める。現在、ハーバード大学大学院の経営経済学博士課程担当教授のほか、Journal of Economics and Management Strategy,Strategic Management Journal,Journal of Management and Governanceの編集委員も兼務する
大柳正子[オオヤナギマサコ]
上智大学大学院国際経営修士課程修了。産業能率短期大学専任講師、ロンドンのモルガン・グレンフェル投資銀行エコノミスト、三井銀行を経て、現在(株)土井国際経営研究所マネージング・パートナー
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