内容説明
事業を手がけてきて失敗をしたと悟ったら、いたずらに倒産を恐れず、できるだけ早期にいさぎよく“負け”を認めよう。その上で、どうすれば迷惑を最小限に抑えられるかを考えてそれを実行し、自分自身は次にどう生きるかを検討するべきだ。もと倒産社長が、自らの経験と多くの取材で得た「再起のための勇気ある決断」と撤退のノウハウとは。
目次
第1章 なぜ日本の経営者は、最後の最後までがんばるのか
第2章 企業再生と、再生を妨げるもの
第3章 倒産はゼロ地点からの出直し
第4章 従業員や連帯保証人を、どうやって救うか
第5章 倒産後をどう生きるか
第6章 復活を遂げるには、どうしたらいいか
著者等紹介
三浦紀夫[ミウラノリオ]
1952年、青森市生まれ。作家。明治大学政経学部卒。学生時代から編集制作会社の株式会社コアでアルバイトをして、卒業後同社に入社。1990年、同社代表取締役に就任。2002年、倒産。2003年、『倒産社長の告白』(草思社)を発表し著作活動を開始。青森県の地方紙『東奥日報』経済面に、毎週「三浦紀夫の―負けるな!あおもり企業」を連載。全国の商工会議所、商工会連合会、中小企業再生支援協議会等での講演でも活躍中。中小企業交流クラブ幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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