出版社内容情報
社会調査の第一人者が、卒業論文、修士論文で悩んでいる学生向けに、テーマ設定から調査の技法、論文の構成の仕方までを平易に解説。
内容説明
「読む力・書く力」をきたえて一生もののリサーチ・リテラシーを身につけよう。学生にも社会人にも使える一冊。
目次
1 リサーチ・リテラシーを目指して―健全な懐疑心を身につけていくために
2 問いを育てる―面白くなければリサーチじゃない
3 仮説をきたえる―「仮の答え」をめぐる5つの病いとその治療法
4 論文のストーリーラインを踏まえて調査を企画し実行する―ワイングラス(IMRAD)の効用
5 文献レビュー―先行研究でリサーチの基盤を確実にしていく
6 WhatとWhyをきわめる―美しくなければ「モデル」とは言えない
7 リサーチ・デザイン―調査企画における計画と創発
8 サンプリング―事例選択における戦略的創発を目指して
9 測定―「数字で語る」ことの意味と意義
著者等紹介
佐藤郁哉[サトウイクヤ]
同志社大学商学部教授、一橋大学名誉教授。1955年宮城県生まれ。77年東京大学文学部卒業。84年東北大学大学院博士課程中退。86年シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)。一橋大学大学院商学研究科教授、プリンストン大学大学院客員研究員、オックスフォード大学客員研究員などを経て2016年より現職。専門は経営組織論・社会調査方法論。主な著作に、『暴走族のエスノグラフィー』(新曜社、国際交通安全学会賞)、Kamikaze Biker(University of Chicago Press)、『現代演劇のフィールドワーク』(東京大学出版会、日経・経済図書文化賞)、『組織エスノグラフィー』(共著、有斐閣、経営行動科学学会優秀研究賞)、『大学改革の迷走』(ちくま新書)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そ吉
jackbdc
Kanetaka M. Maki
kuma-kichi
かとたか
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- 和書
- 仮病の見抜きかた