「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する１０のヒント

遠藤 功【著】

東洋経済新報社（2019/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 225p／高さ 19cm
• 商品コード 9784492503072
• NDC分類 673.9
• Cコード C3034

出版社内容情報

ホットケーキは日本人が生み出した「現場力の奇跡」である。繁盛店３５店舗を巡り、ビジネスの１０の秘訣を徹底解説。

内容説明

年間５万食も売れる！海外からも客が殺到！繁盛３１店の秘密。その理由を、経営学的にわかりやすく解説。

目次

１　ホットケーキの名店探訪記（昔ながらのクラシックにこだわる“下町エリア”の名店；洗練された進化系モダンに挑戦する“都心エリア”の名店；地元に根付きながら個性を追求する“住宅地エリア”の名店；歴史ある街で独自性を磨く“神奈川エリア”の名店；正統派を貫き、庶民に愛されつづける“関西”の名店）
２　ホットケーキの繁盛店から学ぶビジネスで成功するための１０のヒント（ホットケーキにはビジネスのヒントが詰まっている；ホットケーキの繁盛店から学ぶべき１０のヒント）

著者等紹介

遠藤功［エンドウイサオ］
ローランド・ベルガー日本法人会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士（ＭＢＡ）。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。経営コンサルタントとして、戦略策定のみならず実行支援を伴った「結果の出る」コンサルティングとして高い評価を得ている。ローランド・ベルガーワールドワイドのスーパーバイザリーボード（経営監査委員会）アジア初のメンバーに選出された。株式会社良品計画社外取締役。ＳＯＭＰＯホールディングス株式会社社外取締役。日鉄日新製鋼株式会社社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。コープさっぽろ有識者理事。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[徒花]

ホットケーキの名店を紹介すつつ、そうした長く愛される名店の経営戦略のようなものも解説しちゃうという、まさかのグルメ本とビジネス書を一冊にまとめてしまったなかなか挑戦的な一冊。ただ、結果的にその試みは失敗に終わっているように思える。まあ普通に考えて、「この本、だれが読むんや？」という疑問が浮かぶ。中身を読めばわかるが、著者が力を入れて書いているのは明らかにホットケーキの名店紹介。後半のビジネス書要素はあくまで添えただけ、といった感じ。チャレンジ精神は買いたいけどね。。。

2019/12/21

[とも]

オーディオブック。 ホットケーキ大好きです。近くに専門店ないのですがとても行きたくなりました。 あたたかい温もりを感じる、思い出を食べに行く。何となくわかる気がする。

2021/10/15

[ありす]

ちょっと変わったタイトルに惹かれて読みました。ビジネス書を目的に読んだんですが、そちらは求めていた内容とは違っていたため少し残念。でも、パンケーキブームの中ホットケーキを取り上げている辺りは面白かったです。前半は31の店舗紹介。美味しそうな写真とお店のこだわりがいっぱいで、普段外でパンケーキを食べることはあってもホットケーキを食べることは無かった私ですが、食べに行きたくなりました。初版限定ポストカード(可愛い(≧∇≦))というオマケまで付いて美味しい一冊でした。

2019/06/27

[Kentaro]

今日の一冊は、ホットケーキは、やってくださいと言ってすぐできる代物ではない。焼いて焼いて焼いて、身体で覚えるしかない。生地の柔らかさによって膨らみ方が違ってくるので、感覚で覚えるしかない。「ホットケーキなんて誰も外で食べない」とあきらめてしまうのではなく、「どうしたらわざわざ食べに行く価値のあるホットケーキ」になるのだろうと、創意工夫を凝らす。目には見えない潜在需要を掘り起こし、新たな市場をつくる。これこそがビジネスの醍醐味だ。 本書は著者のおすすめのホットケーキのお店を紹介しつつ、マーケ理論を伝授する。

2019/11/10

[Koichiro Minematsu]

紹介本とビジネス本のコラボ

2023/08/07