内容説明
看板商品の原材料のため熱帯雨林が破壊され、象が苦しんでいる!?―自然派を自認してきた企業にもたらされた「寝耳に水」のテレビ取材。そのときトップはどう決断したか…。社長就任後11年で、年商100億円から300億円超に伸ばした二代目経営者が語る「当たり前で自然なことがビジネスになっていく経営」。
目次
象の鼻
熊野川の清流
自然派の原風景
清流の経営(生物多様性と企業経営;ニッチトップで社会に役立つ)
清流の企業が求められる時代
ウガンダの手洗い
著者等紹介
更家悠介[サラヤユウスケ]
サラヤ株式会社代表取締役社長。1951年、サラヤの創業者・更家章太の長男として生まれる。74年、大阪大学工学部卒業。75年、カリフォルニア大学バークレー校工学部衛生工学科修士課程修了。その翌年にサラヤに入社し、取締役工場長に就任。80年に専務取締役、98年に代表取締役社長に就任する。その間の89年には、社団法人日本青年会議所会頭を務める。環境問題への造詣が深く、財団法人地球市民財団理事、NPO法人ゼリ・ジャパン理事長、NPO法人エコデザインネットワーク副理事長、ボルネオ保全トラスト(BCT)理事なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まっさん
2
I'm impressed by clear strem management.2015/11/28
スタビライザー
1
ヤシノミ洗剤で有名なサラヤの社長の著作。ちなみに、ヤシノミ洗剤はパール油を使用している。サラヤは近年話題となっている環境配慮の経営の先駆的な存在。開発を制限するのみではなく、現地人と企業双方が持続可能な開発を提言している。また、僕たちが学校や病院、会社で使用しているプッシュ式の液体石鹸は元々サラヤが開発したものだとか。経営方針は「清流のようであれ」。目指すのは大河ではなく、昔の田園を思わせる清流。効率ばかりを求めるのではなく、小さいながらも着実に成果を出すことを。BOPビジネスにも通じるものがある内容。2011/01/18
なかむら
0
2022年49冊目 audio book2022/07/14