出版社内容情報
戦後の世界を築いてきた「リベラルな国際秩序」は終わるのか? 世界はどこに向かうのか? 米国を代表する知性が語る世界秩序論世界はいま、どこに向かっているのか?
リベラルな国際秩序は終わってしまったのか?
新たな国際秩序を構築すべきなのか?
「世界を代表する知性」と言われるハーバード大学歴史学教授のニーアル・ファーガソンと、
27歳で『フォーリン・アフェアーズ』編集長に抜擢、全米きってのジャーナリストであるファリード・ザカリアが徹底討論。
今後、世界が進むべき道を考える。
解説:山下範久(立命館大学国際関係学部教授)
【主な内容】
◆リベラルな国際秩序の受益者は上位1%の人々に限られる
◆中国が最大受益者の国際体制を続けるのか
◆中国を国際体制の「蚊帳の外」に置くことはできない
◆高度経済成長はリベラルな国際秩序の最大の果実
◆貿易の縮小、テロの増大はリベラル体制の終焉を象徴している
◆新興国、途上国の多くがリベラル体制への加入を望んでいる
【主な内容】
◆リベラルな国際秩序とは何か
◆リベラルな国際秩序の受益者は上位1%の人々に限られる
◆中国が最大受益者の国際体制を続けるのか
◆中国を国際社会の「蚊帳の外」に置くことはできない
◆高度経済成長はリベラルな国際秩序の最大の果実
◆欧州の迷走はリベラルな国際秩序の機能不全を象徴している
◆貿易の縮小、テロの増大は体制の終焉を象徴している
◆新興国、途上国の多くはリベラルな体制への加入を望んでいる
ニーアル ファーガソン[ニーアル ファーガソン]
著・文・その他
ファリード ザカリア[ファリード ザカリア]
著・文・その他
酒井 泰介[サカイ タイスケ]
翻訳
目次
第1章 ラッドヤード・グリフィスによる事前インタビュー(ニーアル・ファーガソンとラッドヤード・グリフィスの対話;ファリード・ザカリアとラッドヤード・グリフィスの対話)
第2章 徹底討論 リベラルな国際秩序は終わったのか?(リベラルな国際秩序の勝者はアメリカから中国に;グローバリゼーションの弊害をもはや見逃すことはできない;リベラルな国際秩序はやがて無秩序に陥る ほか)
解説―両者の議論をどう読むべきか(「リベラルな国際秩序」終焉論の背景;議論の対立軸は「中道vs.左右両極」;二度目のグローバリゼーションと中国 ほか)
著者等紹介
ファーガソン,ニーアル[ファーガソン,ニーアル] [Ferguson,Niall]
ハーバード大学歴史学教授。オックスフォード大学やスタンフォード大学で上席研究員も務める。英米両国で新聞や雑誌に頻繁に寄稿、経済や時事問題に対して活発な発言を行っている。2004年には『タイム』より「世界で最も影響力のある100人」に選出
ザカリア,ファリード[ザカリア,ファリード] [Zakaria,Fareed]
米国を代表する気鋭のジャーナリスト。27歳の若さで『フォーリン・アフェアーズ』編集長に抜擢。その後『ニューズウィーク』国際版編集長、『タイム』代表編集者を務める。現在、CNNの看板番組『ファリード・ザカリアGPS』のホストであり、同番組は2012年のピーボディ賞を受賞した
酒井泰介[サカイタイスケ]
ミズーリ大学コロンビア校ジャーナリズム修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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