リベラルvs.力の政治―反転する世界秩序

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  • サイズ B6判/ページ数 137p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492444481
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C3033

出版社内容情報

戦後の世界を築いてきた「リベラルな国際秩序」は終わるのか? 世界はどこに向かうのか? 米国を代表する知性が語る世界秩序論世界はいま、どこに向かっているのか?
リベラルな国際秩序は終わってしまったのか?
新たな国際秩序を構築すべきなのか?

「世界を代表する知性」と言われるハーバード大学歴史学教授のニーアル・ファーガソンと、
27歳で『フォーリン・アフェアーズ』編集長に抜擢、全米きってのジャーナリストであるファリード・ザカリアが徹底討論。
今後、世界が進むべき道を考える。

解説:山下範久(立命館大学国際関係学部教授)

【主な内容】
◆リベラルな国際秩序の受益者は上位1%の人々に限られる
◆中国が最大受益者の国際体制を続けるのか
◆中国を国際体制の「蚊帳の外」に置くことはできない
◆高度経済成長はリベラルな国際秩序の最大の果実
◆貿易の縮小、テロの増大はリベラル体制の終焉を象徴している
◆新興国、途上国の多くがリベラル体制への加入を望んでいる

【主な内容】
◆リベラルな国際秩序とは何か
◆リベラルな国際秩序の受益者は上位1%の人々に限られる
◆中国が最大受益者の国際体制を続けるのか
◆中国を国際社会の「蚊帳の外」に置くことはできない
◆高度経済成長はリベラルな国際秩序の最大の果実
◆欧州の迷走はリベラルな国際秩序の機能不全を象徴している
◆貿易の縮小、テロの増大は体制の終焉を象徴している
◆新興国、途上国の多くはリベラルな体制への加入を望んでいる

ニーアル ファーガソン[ニーアル ファーガソン]
著・文・その他

ファリード ザカリア[ファリード ザカリア]
著・文・その他

酒井 泰介[サカイ タイスケ]
翻訳

目次

第1章 ラッドヤード・グリフィスによる事前インタビュー(ニーアル・ファーガソンとラッドヤード・グリフィスの対話;ファリード・ザカリアとラッドヤード・グリフィスの対話)
第2章 徹底討論 リベラルな国際秩序は終わったのか?(リベラルな国際秩序の勝者はアメリカから中国に;グローバリゼーションの弊害をもはや見逃すことはできない;リベラルな国際秩序はやがて無秩序に陥る ほか)
解説―両者の議論をどう読むべきか(「リベラルな国際秩序」終焉論の背景;議論の対立軸は「中道vs.左右両極」;二度目のグローバリゼーションと中国 ほか)

著者等紹介

ファーガソン,ニーアル[ファーガソン,ニーアル] [Ferguson,Niall]
ハーバード大学歴史学教授。オックスフォード大学やスタンフォード大学で上席研究員も務める。英米両国で新聞や雑誌に頻繁に寄稿、経済や時事問題に対して活発な発言を行っている。2004年には『タイム』より「世界で最も影響力のある100人」に選出

ザカリア,ファリード[ザカリア,ファリード] [Zakaria,Fareed]
米国を代表する気鋭のジャーナリスト。27歳の若さで『フォーリン・アフェアーズ』編集長に抜擢。その後『ニューズウィーク』国際版編集長、『タイム』代表編集者を務める。現在、CNNの看板番組『ファリード・ザカリアGPS』のホストであり、同番組は2012年のピーボディ賞を受賞した

酒井泰介[サカイタイスケ]
ミズーリ大学コロンビア校ジャーナリズム修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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清水勇

5
面白かった。「リベラル国際体制の終焉」という今喫緊の話題になっているテーマのディベート。世界的に有名なジャーナリスト二人も凄かったが、この難しいテーマを決まった時間内で公平かつ聴衆に分かり易く纒めるコーディネーターも素晴らしかった。ディベートとは、我々日本人がよくやる「相手をやり込めて終わり」の討論ではなく、自分の論点に対して相手の論点のおかしさを論理的に突いて第三者の賛同を得る手法だが、客観的に物事を判断する上で役に立つ。事前にFACTFULNESSを読んでいたので客観的に二人の討論を評価でき楽しめた。2021/06/20

yooou

4
☆☆☆★★ 非常に重要なテーマですが駆け抜けるように短くて踏み込み不足な上に聴衆が出した結論には不満を感じる。問題提起としてはいいけども投げ出した形になってるなー2019/04/09

Meistersinger

4
CNNのGPSではお馴染みの面子による対決。解説の「リベラル派は人類史を、反リベラル派は近代史を見ている」は恐らく正しい。この事はリベラル派にみられる理屈倒れの傾向を示している。ザカリア氏の「中国などもリベラルな世界を望んでいる」という主張には疑問を覚える。どの国もそうだが、一番欲しいのは金であり次は社会の安定だろう。グローバリズムへの疑問は、歴史のある国家ほど感じているだろう。2019/01/05

バルジ

2
あまり期待せずに読んでいたが、思っていた以上に「リベラルな国際秩序」についての本質的な議論が繰り広げられていて楽しく読んだ。 個人的な感想で言うと、ザカリアの議論は楽観的過ぎ、ファーガゾンの展開した議論の方が本質を突いていたと感じた。 現在のリベラルな秩序の最大の受益者が、共産党一党独裁国家である中国というのは皮肉でしか無い。 独裁国家を利する「リベラルな」国際秩序とは何なのか面白い視座を提供してくれたように思う。2019/01/29

Tetsuya Noguchi

2
テレビでの討論会を書籍化したもの。 「リベラルな国際秩序は終わったのか?」というテーマについて、ザカリヤ氏=終わっていない、ファーガソン氏=もはや終わった、の立場でディベート。 ザカリヤは元々は生粋のリアリストであったが、いつの時点からか、相互依存のリベラルを唱えるようになっているが、今回のディベートでも理想主義が前面にでている。 一方のファーガソンは、リベラルの国際秩序の最大の受益者が共産党一党独裁の非リベラルの中国であったこと、所得の格差が広がってしまったことなど、リベラルを左右から揺さぶっている。2019/01/18

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