アフリカビジネス入門―地球上最後の巨大市場の実像

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アフリカビジネス入門―地球上最後の巨大市場の実像

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492443811
  • NDC分類 338.92
  • Cコード C3034

内容説明

アフリカを訪れたことのない方にとって、「アフリカ」という単語は、貧困と飢餓、もしくはあこがれの旅行の地で、「ビジネス」という言葉とは遠くかけ離れているのではなかろうか。しかし今、アフリカの経済は大きく躍動し、多くの日本人の持っているイメージとはかけ離れている。「アフリカ」と「ビジネス」という2つの言葉、これを結びつけることが本書の目的である。アフリカ各地では今、携帯電話が爆発的に普及している。世界的なIT企業が進出し、ITを手にした若者は、ベンチャービジネスを次々に立ち上げている。世界中のPEファンドが、アフリカ大陸への投資に熱い視線を注ぎ、従来の資源や農業だけでなく、サービス産業が大きく躍進している。これが今日のアフリカのビジネスの姿である。

目次

第1章 地球上最後の市場アフリカ
第2章 成長を後押しするICTと金融
第3章 アフリカ市場に挑むアジアの国々
第4章 アフリカの偉大なアントレプレナーたち
第5章 アフリカに殺到するPEファンド
第6章 アフリカ市場の可能性

著者等紹介

芝陽一郎[シバヨウイチロウ]
株式会社アイスリーデザイン代表取締役。1972年宮崎県生まれ。98年早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了。ロータリー財団の奨学生としてドイツのビーレフェルト大学にて理論社会学専攻。野村総合研究所にて金融システムコンサルタントとして勤務の後、ソフトバンクにて海外ベンチャーキャピタルとの折衝、事業企画を担当。当時ソフトバンクグループ会社内の最年少役員。その後、複数のIT企業の役員を歴任。2009年6月より東アフリカ・ソーシャルベンチャープロジェクト合同会社(現・ケナーコ株式会社)にてケニア共和国のITベンチャーの投資事業を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

1
ビジネスといってもかなり大きなお金を動かせる投資家向きの本であった。だが、そのレベルの投資家がこんな本を読んで情報を集めるか??グローバル企業にとって、アフリカは放置することができないマーケットであり、日本が出遅れていることはわかった。と言っても、どうすりゃいいの?それを教えて欲しかった。2011/12/20

kinaba

1
インドなんかでもそうだけど、携帯電話というものは貧困と併存して広く普及できる、というダイナミズムに興味があるな。(本と特に関係ない感想になってしまった2011/10/07

あゆさわ

0
タンザニアに行く前に読んだ本ですが、アフリカもとっくに資本主義社会に組み込まれ、いかにしてビジネスが発展してきているかわかる本です。チーター世代の誕生、なんて面白いなぁと思います。急速な社会変遷とそれに追いつかない人々、ちぐはぐな世界がアフリカにはあります。2015/09/05

がんぞ

0
グローバル資本主義の発展は、かつて《暗黒大陸》であり'60年脱植民地《アフリカの年》から次々と独立したアフリカ諸国に資本主義労働力市場が普及するまで続く。しかしフロンティアとして期待する前に克服すべき課題は多い。『かならず騙されると思え』は、あまりにも真実だった。投資と施しの区別がつかない風土。ナショナリズムどころか、《所有》の概念も怪しい。ルワンダの民族浄化も欧米が《民族》の概念を持ち込んだのが根本原因と言えなくもない、罪状のすべてが不問に付された同国は有望、失業率90%のジンバブエよりはマシらしい2014/01/12

NN

0
アフリカでベンチャーキャピタリストやっている著者らしく、「アフリカ有望です」的なデータやエピソードを集めた本。レベルとしては大学生のレポートレベルで独創的なところはないが、現状を知る一助にはなる。 著者もケニアナッツの佐藤さんに魅了された人らしく、彼のエピソードが頻繁に出てくるのは微笑ましい。 やっぱり佐藤さんは東アフリカに挑む若者たちにとって、もれなく父親的な存在なんだろうなと確信。2013/09/14

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