出版社内容情報
中国の教育はどのような状況にあり、経済発展とどのような関係にあるのか。現代中国が抱える格差問題はどのような状況を経てもたらされたのか。豊富な統計と独自の調査による分析。
内容説明
中国の教育と経済成長との関係について、さまざまな側面から分析。各種統計資料から新たに推計した系列による経済分析に加え、独自のフィールド調査によって得られた情報なども踏まえて中国の現状とその問題点を明らかにしている。またコラムではフィールド調査やインタビューを通して得られた話題や著者自身の滞在経験等を紹介。
目次
第1部 教育発展と経済成長(教育発展の概観;教育発展の経済成長促進効果)
第2部 教育需要の要因分析(教育収益率の分析;教育需要の決定要因:家計支出の分析;進学と教育ウェステージ)
第3部 教育サービスの供給(教育財政と教育の地域間格差;教員養成と教育の質)
第4部 教育格差:現状と要因(民工子弟学校と民工の子弟教育;重点学校制度:教育の効率性と公平性のはざまで)
結論とそれを超えて(教育問題の深層)
著者等紹介
南亮進[ミナミリョウシン]
1933年生。一橋大学卒。経済学博士。一橋大学・東京経済大学教授、城西大学客員教授を経て、一橋大学名誉教授。中国経済学会会長
牧野文夫[マキノフミオ]
1951年生。一橋大学卒。経済学博士。東京学芸大学教授を経て、法政大学経済学部教授
羅歓鎮[ラカンチン]
1962年生。杭州(浙江)大学卒。経済学博士。日本大学国際関係学部専任講師を経て、東京経済大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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