出版社内容情報
米国の経済・社会を脅かす三つの敵。GNP比12%にのぼる医療費の増嵩、貿易赤字に匹敵する麻薬取引、そして本格化するエイズ禍。これらを最新のデータで分析、教訓を学ぶ。
内容説明
ブッシュ政権の国内問題を、急増する国民医療費、エイズ、精神病、臓器移植など医療の観点から分析した異色の書。わが国の高齢化問題研究者、医療関係者はもとより米国進出企業にとっても必読の書である。
目次
序章 老人医療費、麻薬、エイズに揺れるブッシュ政権
第1章 米国の生活保障の枠組みと連邦財政
第2章 症例別定額支払い制度とマネジドケアの中間評価
第3章 急成長するカフェテリアプラン
第4章 膨大な介護ニーズとナーシングホームの経営危機
第5章 有料老人ホーム監督行政の日米比較
第6章 高収益花形産業となった精神病医療と企業の憂鬱
第7章 エイズの経済インパクト
第8章 麻薬の経済インパクト
第9章 (補論)急拡大する臓器移植と保険制度
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