内容説明
欧州共同体(EC)とはなにか、また1992年の域内市場統合完成とはなにか、について余すところなく記述してある。
目次
第1章 EC創設から“1992年”構想へ
第2章 “経済ニュース”としての1992年
第3章 日本技術への警戒心が促す市場統合
第4章 難航する通貨統合の試み
第5章 最大の難関、税制改革
第6章 欧州合衆国は実現するか
第7章 活発化する国境越しのM&A
第8章 高まる「欧州の要塞」の脅威
第9章 難問山積の科学技術協力
第10章 労働者にも繁栄の分け前を
第11章 威信高める欧州議会