内容説明
「道歌」とは、人生の教訓や道徳について「五七五七七」の形式で詠まれた歌。日々、己を向上させ、豊かな人間関係を築き、厳しい社会を前向きに生きていくために、日本人が紡いできた知恵や精神。
目次
１章 自分を磨き、高みをめざす―向上心をもち、自己啓発するための２８の道歌
２章 迷いを払い、自身を律する―己が心をコントロールするための３４の道歌
３章 人と交わり、和する―実りある人間関係を築くための２２の道歌
４章 教える、教えられる―自分を見失わないための１８の道歌
５章 人の世の道理を知る―矛盾や不条理を乗り越えるための２８の道歌
６章 真の幸福をつかむ―富・長寿・家族に恵まれるための３６の道歌
著者等紹介
斎藤亜加里［サイトウアカリ］
日本女子大学文学部史学科卒業。出版社で雑誌・書籍の編集者を経て執筆活動に入る。人の生き方や社会派の書籍の編著が多い。マナー・言葉づかいの研究家として、鈴木あつこの名で単行本の著述、新聞の連載、テレビ・ラジオ出演などで活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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miyuki
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5月28日より。古人の教えが三十一文字で収まっているのはありがたい。どれもことの通りの正しいものばかりである。むろん、道歌なので説教くさいのが嫌いな人には受けないだろうけど、章立てがしっかりしていてさらに細かい、こういう時に読むといいと言った小見出しもあるので、道歌入門にもいいであろう。道歌を集めた本は、お手頃なところだとあまりないように見受けられるので、百七十首ほど入っていて、しかも訳付きで説明も解説もついているこの本は、かなり素晴らしいものだと思う。2015/05/30
GO旦那
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以前半分読んで積読してた本。道徳の授業化しようと思い出し、別の資料とセットで使います。2010/07/29
すがや
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最近よく思う、自分で考えたことのほとんどが今までに誰かが考えたことだと。それなら、先に先人の考えを吸収してから考えようと思い、この本を手に取りました。今とは、全く環境が違う世の中に読まれた詩なのに、今に通ずる事が詠われていて、何年たっても世界は、人は、変わらないのだなと感じました。無常なはずなのに。（笑） 2020/08/06
