出版社内容情報
国際政治と国際経済の複雑な相互関係を、具体例に即しながら明快にときほぐした国際関係論の最良のテキスト。原著第3版に、90年代を展望して書き下ろした終章を加えている。
内容説明
戦後、様々な集団が国際経済関係をいかに管理してきたか。あるいは、いかに管理できなかったか―。西側における相互依存システム、南北間における従属システム、東西間における独立システムという三つのサブシステムの分析を通して、新しい国際経済秩序の行方を探る。
目次
序章 経済と政治の結びつき
第1部 概観(戦後の国際経済関係の管理)
第2部 西側のシステム(国際通貨管理;貿易と国内政治;多国籍企業の展開とその管理)
第3部 南北間のシステム(南北問題と変化の可能性;援助の効用;貿易戦略;多国籍企業に対する規制;石油とカルテル・パワー)
第4部 東西間のシステム(東西間の経済関係;1990年代の国際経済秩序へ向けて)
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