出版社内容情報
日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2020年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。
50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。
「消費税増税を乗り越えられるか」「米中貿易摩擦はどうなるのか?」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「MMT」「SDGs」などの話題の制度をわかりやすく解説、さらには「東京五輪」「キャッシュレス化」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。
読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。
内容説明
これだけは知っておきたい国内外の動きをいっきに先読み!
目次
第1部 チーフエコノミスト長谷川克之の視点―分水嶺に立つ世界経済 求められる環境変化への備え(2020年の世界経済は成熟局面に;注目されるグローバルなクレジットサイクルの行方;米中通商戦争と国際秩序の変化;問われる金融政策、財政政策の持続性;世界が注目する課題先進国・日本の進路)
第2部 2020年の経済がわかる50の論点(日本経済がわかる10の論点;海外経済がわかる10の論点;金融・マーケットがわかる10の論点;制度・政策がわかる10の論点;ビジネス・社会がわかる10の論点)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tak
3
積読本。アフターコロナでは無意味な論点が大半で斜め読み。とはいえ、キャッシュレスなど、むしろ、急拡大しそうな分野もあるなぁと感じた。2020/04/18
kaz
0
景気、企業収益、雇用、海外経済、金融マーケット、為替、不動産、働き方、地球環境問題、シェアリングエコノミー等、幅広いテーマについて現状分析と当面の見通しが記述されている。ただし、2019年11月発行でコロナ問題発生前であるため、特に足元の経済環境については枠組みが当てはまらなくなっている。働き方や地球環境問題等の制度、あるいは技術の方向性等のフレームワークを整理するという読み方が適切か。 2020/06/16
ウマカラス
0
図書館で予約して、ようやく順番がまわってきたのだが、世の中コロナ・ショックで超イレギュラーな経済状況となり、まったく読む気がおきない。東京五輪はおろか米中貿易もまったく気にならないトピックスになってしまっている。それでも気になる項目3つ4つは目を通したが、このまま返却する予定。2020/03/16