日経平均と「失われた20年」―平均株価は経済の実体を正しく映しているか

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日経平均と「失われた20年」―平均株価は経済の実体を正しく映しているか

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  • サイズ A5判/ページ数 337p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492395882
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C3033

出版社内容情報

平均株価とは何か。NYダウと日経平均という代表的な指標を丁寧に解説し、日本経済の鏡として日経平均が適当なのかどうか検証する。

日経平均とNYダウという「株価指数」ほど、新聞やニュースで毎日のように報道される経済指標はない。だが重要な経済指標であるにもかかわらず、いったい株価指数はどのように作られており、どのように読んだらいいのかということについては、実は基本的なことはほとんど理解されていない。
 本書は、株価指数について(平均株価)について、普段私たちが理解していない事例をふんだんにとりあげながら、日経平均とNYダウという2つの代表的な株価指数について、その歴史や計算方式、その意味まできちんと解説する。
 その中で、日経平均の3つの罪を解説し、経済を映す「鏡」としての株価の役割という観点で日経平均が大きくゆがんでしまったことに警鐘を鳴らし、時代に逆行してダウ式から大きく外れてしまった日経平均がこれからどこへ向かうのか、日本経済の「指標」としての日経平均は適当なのかについて、大胆に考察する。
 株式のブームにとらわれず、「指標」としての株価指数を見つめ直す本。

序文
プロローグ 「失われた20年」の日本の株価低迷と日米株価の逆転
第?T部 経済の鏡としての平均株価--日経平均とNYダウの基礎知識
 第1章 日米の平均株価と経済の動き:概観
 第2章 日経平均とNYダウを正しく理解する:ダウ式平均株価とは
 第3章 ダウ平均における除数の修正:株式分割、株式併合と銘柄入れ替え
 第4章 構成銘柄の変遷に見る産業構造の変化
 第5章 日経平均30銘柄入れ替えの残した禍根
 第6章 日経平均の「みなし額面方式」とその問題点
 第7章 平均株価の読み方:株価トピックスに見る
 第8章 日経平均とNYダウのこれから
第?U部 日米の平均株価と経済の動き
 第9章 日経平均が映す日本経済の歩み
 第10章 NYダウが映す米国経済
付録 チャールズ・ダウとダウ・ジョーンズ指数

【著者紹介】
宮川 公男(ミヤカワ タダオ)
統計研究会 会長
1931年埼玉県に生まれる。1953年一橋大学経済学部卒業。1958年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。商学博士(一橋大学)。1971年一橋大学商学部教授、1979年商学部長、経済企画庁システム分析調査室室長、通産省情報化対策委員会のシステム監査部会長、産業構造審議会リース産業部会長、システム監査学会会長、麗澤大学国際経済学部教授などを務めや。現在、(財)統計研究会会長。一橋大学名誉教授、麗澤大学名誉教授。

内容説明

本来ならアベノミクスで株価は軽く2万円台に乗せていた!?上がりにくくなった日経平均の真実。

目次

第1部 経済の鏡としての平均株価―日経平均とNYダウの基礎知識(日米の平均株価と経済の動き―概観;日経平均とNYダウを正しく理解する―ダウ式平均株価とは;ダウ平均における除数の修正―株式分割、株式併合と銘柄入れ替え;構成銘柄の変遷に見る産業構造の変化;日経平均30銘柄入れ替えの残した禍根;日経平均の「みなし額面方式」とその問題点;平均株価の読み方:株価トピックスに見る;日経平均とNYダウのこれから)
第2部 日米の平均株価と経済の動き(日経平均が映す日本経済の歩み;NYダウが映す米国経済の歩み)

著者等紹介

宮川公男[ミヤカワタダオ]
1931年埼玉県に生まれる。1953年一橋大学経済学部卒業。1958年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。商学博士(一橋大学)。1971年一橋大学商学部教授。1979年同大学商学部長。経済企画庁システム分析調査室室長、通商産業省情報化対策委員会のシステム監査部会長、産業構造審議会リース産業部会長、文部省学術情報センター運営協議員、経営情報学会会長、システム監査学会会長、麗澤大学国際経済学部教授、(財)統計研究会理事長・会長などを務めた。一橋大学名誉教授、麗澤大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

3
平均株価について初めて書かれた理論的な書物です。一つの経済指標として日経平均株価やこのもとになっているアメリカのダウ式平均株価との関連性と実体経済との関連も書かれていて、本格的な分析の本です。アメリカでは同じような大冊の本がありますがそれに匹敵する本であると感じました。2013/11/13

まめタンク

2
2019年187冊目。日経平均株価というと、何となく日本経済を占う鏡と感じてしまう。けれど、日経平均が2万円でも実際、株価が2万円を越えている銘柄は殆どない。さらに、日経平均は単純な平均(小学校で習った足して割る式)ではない事を知っている人は少ない。例えば、ある日の日経平均が大幅上昇しても、実はその大半は株価の高いファーストリテイリング(ユニクロ)やファナックの影響だったりする。NYダウに至っては30銘柄の平均でしかない。日経平均株価を子細にまとめた本は珍しいので、投資家には非常に参考になると思います。2019/07/03

スプライト

1
日経平均とは何なのか、詳しく解説されており非常に有用。投資するなら知っとくべき。また日経、ダウのあゆみについても記載があり、歴史の流れもわかる。2013/10/13

イヌオ(犬男)

0
日経平均など、ダウ式平均株価の呼称単位は本来は「ポイント」と呼ぶべきもの。 日経平均の1万円は、実際の通貨の1万円を意味するのではない。(p28より)2014/12/25

sonsofmarket

0
日経平均とニューヨークダウの解説書。日経平均30銘柄入れ替えの失敗についても書かれている。日経平均は欠陥指標だと私も思うが、どう改善すべきかとなるとなかなか難しい。2013/12/10

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