ゲームが変わった―ポストものづくりの競争をどう勝ち抜くか

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ゲームが変わった―ポストものづくりの競争をどう勝ち抜くか

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492395561
  • NDC分類 602.1
  • Cコード C3033

内容説明

日本企業の活路はどこにあるのか。既存の土俵で技を磨くだけではもう、通用しない。新しいゲームにふさわしい戦い方を探る。

目次

第1章 ゲームが変わった
第2章 「ものづくり」信仰はなぜ悪いのか―ガラパゴス化する日本
第3章 どのような研究開発がいいのか?
第4章 「システムで稼ぐ」モデル1―水ビジネス
第5章 「システムで稼ぐ」モデル2―鉄道ビジネス
第6章 活路をどう見出すか

著者等紹介

中村吉明[ナカムラヨシアキ]
経済産業省立地環境整備課長・沖縄振興室長。1987年早稲田大学大学院修了。同年通商産業省(現・経済産業省)入省。1996年スタンフォード大学大学院修了。2001年東京工業大学大学院経営工学専攻博士課程修了(博士(学術))。主な研究分野:産業政策、産業政策の政策効果分析、産学官連携、ナショナル・イノベーション・システムなど。経済産業省環境指導室長、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)技術開発推進部長等を経て、2011年1月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mzo

5
なぜか隣の部の部長さんが貸してくれた本。日本企業の戦うビジネスの勝ち筋の変化を「ゲームが変わった」と表現している。水ビジネス、鉄道ビジネスの例を出して解説していて内容は分かりやすくまとまっているが、あまり目新しさはないかな。ただそれは逆に言えば「本来はこうするべきだよね」と各企業が分かっていても諸事情で出来ていないことを、言い訳なしでやらないと活路は開けないということだろう。普段の仕事では、企業合併などは私のコントロールできる範囲にない。せめて目の前の技術戦略策定の仕事では勝ち筋をしっかり考えたい。2011/11/01

ga-ko

4
日本がいかに顧客の心をつかむことから逸れていったのか 説明されていた。私には難しい内容ではあったが、危機感を感じた人も多いだろう。2018/06/28

CYAN913

0
ガラパゴス化って何? 日本の産業の姿って? と疑問に感じた方にはオススメ。もう知っているよって方には再確認・再認識のためにいかがでしょうかという感じでした。 ただ問題提起するだけじゃなく、細かい代案を用意しているのには好感を得ました。2012/02/07

ビアスキ

0
日本の経済がダメな理由がよくわかりました。2011/12/30

岩崎 堅悟

0
経済活動全般において、世界で魅力を失いつつある日本企業の現状を描き、「原因分析」「復活方策」等を提示した書物。 「ものづくり」「技術」重視の発想で消費者ニーズを置き去りにし、「ガラパゴス化」した日本製品は高コスト傾向とのこと。 かつての成功体験から脱却し、世界が凌ぎを削っている「新興国参入型ビジネスゲーム」に転換する上で、「消費者ニーズを踏まえた製品の開発・製造・販売戦略」が問われるとの指摘に同感。 一方で「価格競争力の確保」のために、日本企業の海外移転加速に伴う「日本産業の空洞化」も懸念されるな・・・。2011/10/30

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