内容説明
不良債権処理は先送りされ、「失われた10年」が再現する。景気底打ち後の「長期停滞」は避けられない。
目次
序章 最悪期は脱したか、偽りの回復か?
第1章 危機はなぜ拡大したのか~失われた「信用」と当局の迷走
第2章 米国経済は再生できるか~オバマ政権が直面する課題
第3章 混迷続く日本経済
第4章 米国以上に深刻な欧州経済
第5章 大恐慌との共通点と相違点
第6章 金融システム改革と回復へのロードマップ
終章 そして日本は~成長産業を創出できるか
著者等紹介
小林正宏[コバヤシマサヒロ]
住宅金融支援機構住宅総合調査室主任研究員。1965年福岡県生まれ。1988年東京大学法学部卒業、住宅金融公庫入庫。海外経済協力基金マニラ事務所駐在、国際協力銀行開発業務第1部副参事役、米国ファニーメイ特別研修派遣、住宅金融公庫企画部総括調査役、証券業務部副参事役等を経て、2007年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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