世界金融危機はなぜ起こったか―サブプライム問題から金融資本主義の崩壊へ

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  • サイズ B6判/ページ数 256p
  • 商品コード 9784492395059
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C3033

出版社内容情報

世界を震撼させたリーマン・ショック。サブプライム問題がなぜ起こり、なぜ破綻したのかを検証するとともに、ドル危機、世界同時不況など世界経済の危機にも言及し展望。

【目次】
序 章 リーマン・ブラザーズ破綻の衝撃
第1章 サブプライム問題の起源
第2章 金融危機の表面化
第3章 実体経済へ波及するサブプライム問題
第4章 世界を震撼させた米住宅公社問題
第5章 問題の検証
終 章 世界経済3つの危機

内容説明

巨大な住宅バブルを生み出したのは誰か。世界の金融システムはどこへ向かうのか。“大恐慌以来”と言われる危機の本質を時系列的に分析・検証する。

目次

序章 リーマン・ブラザーズ破綻の衝撃―世界金融恐慌突入の危機
第1章 サブプライム問題の起源―ITバブル崩壊と余剰マネー
第2章 金融危機の表面化―止まらない信用不安(2007年8月‐2008年3月)
第3章 実体経済へ波及するサブプライム問題―景気失速、原油・食糧急騰へ(2008年3月‐2008年7月)
第4章 世界を震撼させた米住宅公社問題―連鎖する金融危機(2008年7月以降)
第5章 問題の検証―危機の本質はどこにあったのか
終章 世界経済3つの危機―経済・金融システムはどこへ向かうのか

著者等紹介

小林正宏[コバヤシマサヒロ]
住宅金融支援機構住宅総合調査室主任研究員。1988年東京大学法学部卒業、住宅金融公庫入庫。海外経済協力基金マニラ事務所駐在員、国際協力銀行開発業務部副参事役、アメリカ連邦抵当金庫(ファニーメイ)特別研修派遣、住宅金融公庫企画部調査役、同証券業務部副参事役等を経て、2007年4月より現職

大類雄司[オオルイユウジ]
みずほコーポレート銀行証券部調査課長。1989年東京大学法学部卒業、日本興業銀行入行。海外経済協力基金開発第2部、開発第1部、日本興業銀行国際営業第1部、同行証券部資本市場課調査課、みずほコーポレート銀行証券部調査チームを経て、2008年9月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
土地をローンで買って,数年後にその土地を担保としてお金を借りて借金を返すとともにさらに高い土地を買う.それを繰り返すことでアメリカ人は土地を手にしてきた.しかし,そのようなサイクルはいつかは破綻する.それによって世界液剤は大混乱に陥ることとなる.2010/07/23

Maiラピ

1
初めはとっつき難いけど読み出したらおもしろい。ただ・・・どういう人を対象に書かれた本なのかなぁ・・と思った。決して読みやすくなかった。一般人のわたしには難しく、でも現役金融機関等のビジネスパーソンなら今更この本を読む必要がないと思うのだけど。変に恐怖や危機を煽ることなく淡々と彼の知りえる事実と考えをブレなく述べてる・・・当然だろうけど第一人者としての自負的なものさえ感じられる文章、一読の価値あります。 2009/02/26

スプライト

0
3年前の本だが、今読んでも価値がある。特に4賞は筆者の専門である。5賞以降の展望については、だらだら長く、価値を感じない。2011/12/24

Pupu

0
内容はとても興味深いのですが、読みづらかった。経済、英語、アメリカについてある程度の知識がないと筆者の言っている事を理解しにくいかもしれません。2011/11/08

くらーく

0
2008年4月に発行されているので、まだ渦中だったころに執筆していたのだろう。時系列が分かりやすいかな。なぜ起こったかについては、著者が不動産関係なので、アメリカの不動産(サブプライムによるレバレッジの高い購入)に起因すると書いてあるように読めましたが。あれから、10年ですが、今の世界はどうなのだろうか。アメリカは?中国は?日本は?2018/07/21

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