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平成バブルの研究〈下〉崩壊編―崩壊後の不況と不良債権処理

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  • サイズ A5判/ページ数 498p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492393680
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

出版社内容情報

バブル経済の「発生・崩壊研究」の決定版。日本経済が経験した急激な資産価格の上昇・下降と停滞。それらの問題点を経済・政治学者20人が徹底分析する。

内容説明

過去20年、日本が経験した急激な資産価格の上昇・下降、それに続く経済停滞が突きつける変身への課題と方策。気鋭の経済・政治学者20人による「敗因」徹底分析。

目次

第4部 「先取り」と「先送り」の政治経済学(戦後日本における政策実施:政党と官僚―住専処理から;先送り現象の分析;財政政策の成功と金融政策の失敗―「先取り」と「先送り」の政治経済学)
第5部 世論・政治・相互依存(公的資金投入をめぐる世論・政治;地域金融機関と地方政府―規制体制の変動と課題)
第6部 政治・経済構造の変貌(長期超低金利政策の政治経済学―「現実認識」と影響力構造;大蔵省ネットワーク―権力の拡大と制約の帰結)
第7部 協調の挫折とグローバリゼーション(国際システムの変容と日本のバブル―政策協調の挫折とグローバリゼーション;バブル形成・崩壊の背景としての日米経済関係―プラザ合意以降の国際収支黒字是正問題と円高回避論;韓国における金融危機後の金融と政治)
教訓の模索と14の提言

著者等紹介

村松岐夫[ムラマツミチオ]
1940年生まれ、京都大学大学院法学研究科教授

奥野正寛[オクノマサヒロ]
1947年生まれ。東京大学大学院経済学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

1
上巻に続いての読了ですが、やはり現場近くにいた私としては生々しく読むことができました。バブル崩壊後の状況が下巻では主題となっています。経済学者が分析して書いた論文にしては、経済学ばかりではなく、政治などの分野についても詳しく書かれておりまた読みやすい文章となっています。まあこの経験があったからこそ、リーマンショックでは日本の金融機関はあまり怪我が大きくならなかったのだと感じています。まあしかしながらこの分野に興味のある人でないと読み通すのはかなりしんどいと感じました。2013/05/28

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