日本の国土計画と地域開発―ハイ・モビリティ対応の経済発展と空間構造

日本の国土計画と地域開発―ハイ・モビリティ対応の経済発展と空間構造

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492392805
  • NDC分類 601.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

98年3月戦後5番目の国土計画が発表されたが開発優先という批判が出ている。戦後の国土計画を再検討し、これからの地域開発と社会資本未整備のあり方を解明

内容説明

ボーダレス時代の地域開発戦略、社会資本の長期的・総合的整備のあり方、広域国際交流圏の形成と課題を解明。

目次

空間克服と経済発展
地域間格差の三形態と国土政策
戦前の国土計画
東京一極集中と国土計画
グローバル最適生産と立地政策
広域国際交流圏の形成と国土計画
九州の国際化の展開
空港・港湾整備と国土計画
戦後国土計画の展開

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

5
地域開発、地域格差というのはこれからも進んでいく問題であり、地方はますます困窮することであろう。その国土開発特に21世紀の国土のグランドデザインについての話について述べられている。いままで東京の一極集中ということが進んだ。しかしそれは地域を衰退させる一つの要因となった。国はもう一度国土開発計画を見直す必要があるに違いない。C2011/01/10

那由田 忠

2
全国的観点からの総合調整が国土計画の意義。が、美辞麗句で飾られ、地方の「意欲的」目標を積み重ね、様々なインフラ建設のタイム・ラグを考慮しない、ごった煮の計画が作られてきた。日本の政策が、決定後の効果評価をせず、予算分捕り合戦の飾り文句以上でなかったことを、国土計画の枠組の中で確認させられた。  日本の高度成長を支えた太平洋ベルト地帯と港湾という配置構造が簡単に変えられないのは分かるが、全国の空港配置は違う。その調整を国土計画で行うべきだったのに成田・関空など最悪の配置だ。この分析のないのが一番の不満。2014/03/30

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