出版社内容情報
日米欧7カ国の過去100年の経済成長の軌跡を分析比較し、日本経済興隆の要因と特色を解明するとともに、環境、エネルギー、高齢化など新たな課題への展望を示す。
内容説明
本書は、四つのキーワード、すなわち、グローバル化・ハイテク化・高度情報化・高齢化を視点に、日本経済の成長パターンが、エネルギー危機・円高革命を経験してどのように変わったかを実証的に分析したものであり、いわば新しい視点に立った日本経済論である。
目次
マルチポーラ・システム・ソサエティへの途
経済の長期的成長と公共投資・教育投資
構造変動投影論的視展
経済成長と設備投資・輸出
経済成長と産業の盛衰
先端技術革新と新成長産業
日本経済・五つのハードル
花形企業の変遷
多元的生産性論と経営革新