カオスの帝王―惨事から巨万の利益を生み出すウォール街の覇者たち

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カオスの帝王―惨事から巨万の利益を生み出すウォール街の覇者たち

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492371367
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C3033

出版社内容情報

『フィナンシャル・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』絶賛!

パンデミック、テロ、暴動、政治紛争、サイバー攻撃、気候変動、破壊的技術の出現。
市場を混乱に陥れる「予測できない極端な現象(ブラック・スワン)」にいち早く気づき、行動を起こした者だけが巨万の富を手に入れることができる。
不確実性が増し、存亡リスクさえも高まる世界にどう適応すべきか。
「カオス」を制したファンドの「帝王」たちから、その原則と思考法を学ぶ。

ユニバーサは暴落時に莫大な収益を上げるポジションを常にずっと取っていた。なぜなら市場はいつなんどきでも、前触れなく暴落する可能性があるからだ。暴落がいつ起きるかは誰にも予測できない。だからユニバーサに資金を預ける投資家は暴落を心配する必要がなかった。――第2章より


誰よりも早く「パニック」を起こした者がカオスを制する。
パンデミック、政治紛争、暴動、気候変動、破壊的技術の出現――市場を混乱に陥れる「予測できない極端な現象(ブラック・スワン)」にいち早く気づき、行動を起こした者だけが巨万の富を手に入れることができるのだ。
2020年3月、パンデミックに市場が揺れるなか、投資顧問会社ユニバーサ・インベストメンツは4000%を超えるリターンを叩き出した。多くの投資家が匙を投げ、多額の損失を被るなか、なぜユニバーサは莫大な利益を生み出すことができたのか。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の記者による本書では、ユニバーサの最高投資責任者マーク・スピッツナーゲルと、ミリオンセラー本『ブラック・スワン』の著者ナシーム・タレブが確立した投資戦略とその哲学に迫る。さらに、バブルの崩壊は予測できると主張する複雑系研究者や気候変動専門家などへの取材をもとに、複雑化し脆弱性が増す社会における生き残り戦略を探っていく。

内容説明

パンデミック、テロ、暴動、政治紛争、サイバー攻撃、気候変動、破壊的技術の出現。市場を混乱に陥れる「予測できない極端な現象(ブラック・スワン)」にいち早く気づき、行動を起こした者だけが巨万の富を手に入れることができる。不確実性が増し、存亡リスクさえも高まる世界にどう適応すべきか。「カオス」を制したファンドの「帝王」たちから、その原則と思考法を学ぶ。『ウォール・ストリート・ジャーナル』の名物記者が、ベストセラー『ブラック・スワン』著者のナシーム・タレブが顧問を務めるファンド「ユニバーサ・インベストメンツ」を徹底取材。

目次

プロローグ 地獄がやってくる
第1部 スワンとドラゴン(瞬時の崩壊;破産問題;さらに暗い未来が待ち受けている;シズラー;ナシーム・タレブの世界;七面鳥問題;ドラゴンハンター;その先にある狂気;真っ暗なトンネル)
第2部 ファットテールの世界(夢と悪夢;フラッシュ・クラッシュ;無秩序のクラスター;ボルマゲドン;これが私たちの生きている世界;宝くじ)
第3部 厄介な問題(この文明は終わった;絶滅への移行;破産は永続する;タイミングはとっくに過ぎている;ギャンブル;ティッピングポイントを越えた先に;目隠し飛行;リスクの大いなるジレンマ;破滅の入り口)

著者等紹介

パタースン,スコット[パタースン,スコット] [Patterson,Scott]
『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙の記者として20年以上のキャリアを持つ。初の著書である『ザ・クオンツ―世界経済を破壊した天才たち』(角川書店)は、数学的アプローチを用いたトレーダーの台頭が金融システムを崩壊寸前にまで追い込んだ過程を描き、2010年の『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーとなった。2作目となる『ウォール街のアルゴリズム戦争』(日経BP社)では、超高速取引がいかに株式市場を不正に操作していたかを暴き、金融ライターたちから絶賛された。2011年にLoeb Breaking News Awardを受賞。CNBC、The Daily Show、 Fresh Airなどのメディアにも多数出演。妻と息子とともにバージニア州アレクサンドリアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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harass

46
デビュー一作目を読んで感心していた著者の最新作の題名が気になっていて手に取る。なんと贔屓作家のタレブとその盟友スピッツナーゲルのヘッジファンドの話だった。コロナショックの大波乱で莫大な利益を得たファンドの手法と彼らの生い立ちなど。ごく少ない可能性だが起きた場合は多大な被害をもたらすブラックスワンを想定し、逆張りで利益を出す。まあ、残り三分の一で世界の危機、環境変動や代替エネルギーなどの話になって、ここらへんは蛇足、余計やろがと思ったのは確か。タレブのファンであればぜひ。2025/05/18

ossan12345

11
時系列でなく話が結構あちこち飛ぶので、最後まで集中力を保つのが難しかった。基本的にはタレブとスピッツナーゲルの話?ブラックスワンに備える予防原則は一般人には真似しがたいだろう。あとは気候変動やパンデミックなどの話が散漫と。リーマンショックやコロナの暴落にがっつり焦点を当ててまとめても良かったのでは、と思いました。疲れた、、、2024/12/14

turtle

7
ブラックスワンで有名なタレブとスピッツナーゲルのユニバーサは市場の暴落時にものすごいパフォーマンスを出すファンドで、そのミニ・ユニバーサとも言うべきETFについても紹介されていたので調べてみました。経費率は0.53%なので、まずまずかなと思いますが、パフォーマンスは残念な感じ。スピッツナーゲルのコメントにあるように経費がかかりすぎるのかも。2024/11/17

さいと

5
ブラックスワンの著者タレブと関係の深いファンドユニバーサの手法に興味が湧くが、詳細まではわからない。プットオプションを買い続けるという戦略で、これは株が下がったときに儲かる掛け捨ての保険だ。おそらく1か月後に1ー2割下がれば利益が出るものを非常に安く買っているのではないか。ちなみにユニバ―サは2年間20%の下落から守るために運用資金の3%を預けることを推奨している。ただし、ユニバ―サは現在の株価に近い妥当な価格のオプションを売ることで運用資金の足しにしているらしいので、簡単には真似できないだろう。2024/09/08

Jack Amano

3
タイトルに胡散臭いものを感じたが、FTやNYタイムズで絶賛ということで読んでみた。単なる金儲けした人の話なら途中で放り出す気でいた。そういう下世話な部分もあるが、基本はリスク、特にテールリスクに対応すべく動いている人たちの話で、非常に面白い。中心人物は、「ブラックスワン」で有名なナシーム・ニコラス・タレブ。カール・ポパーの哲学に触発された話や、現代投資理論への違和感(否定)の考え方も共感しているので、特に面白く感じた。彼ほど頭が良くないので、投資戦略まで昇華できなかったが。より多くの人に読んで欲しい。2025/02/05

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