出版社内容情報
アナウンサーになりたい人に発声、発音、敬語、笑顔や姿勢をアドバイス。話し方の勉強は、将来、面接や人づきあいにも役に立ちます。
【著者紹介】
詩人、元アナウンサー
内容説明
アナウンサーを目指して自分を磨き始めることは、あなたの将来にきっと役に立ちます。発声、発音、敬語のルールなど日本語の常識と、あなたを素敵にする笑顔や姿勢を、元アナウンサーが教えます。
目次
第1章 アナウンサーって、どんな仕事?
第2章 アナウンサーの声の出し方
第3章 アナウンサーの発音
第4章 言葉の力
第5章 アナウンサーの常識
第6章 さあ、あともう少し!
著者等紹介
堤江実[ツツミエミ]
詩人。立教大学文学部英米文学科卒業後、文化放送のアナウンサーを経て、詩、翻訳、エッセイ、絵本などの著作のほかに、自作の詩の朗読コンサート、日本語についての講演・研修などで活躍中。世界一周クルーズ船「飛鳥2」にて詩の朗読教室講師を務める。2011年、詩と絵本の活動に対して、東久迩宮文化褒賞受賞。絵本に、読書推進運動協議会賞を受賞した『水のミーシャ』(清流出版)、ともにユネスコ・アジア文化センター賞を受賞した『風のリーラ』『森のフォーレ』(以上、清流出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
28
筆者はちょっとお年を召した方なのかな、と言う印象です。目新しいことはなく、基本に忠実に丁寧に書かれていました。現在のアナウンサーに対する言い方が皮肉っぽくて面白いやら、うんうんと頷くやらでした。鼻濁音ってったいなんだろう、と思っていたのが解決したり、無声音については初めて知りました。現代の人は割とみんな早口なんだ。か細くて、高くて、甘えた声では何時までも社会人として信頼されない。と言うのにどきっとしました。よく緊張する場面ではそういう話し方をしている、と言われていたので。やっぱり腹式呼吸が大切なんですね。2014/10/18
しーまま
8
アナウンサーになりたかったこともないし、これからもなるつもりはないけれど、なんとなく読んでみた。どんな職業に就いても、正しい日本語を話せる方がいいので、この本は役に立つと思う。2014/06/17
がばいおばちゃん
2
アナウンスの細かい技、鼻濁音とか無声音、アクセントなどについて解説している。そして、読めて当然の熟語や固有名詞など、ちょっと漢検のようなページも準備されていた。最近はタレントのようなアナウンサーも多いみたいだけど、この本を読むと、やっぱりNHKのアナウンサーが、正統的な発音・発声・読みのスペシャリストだなと思う。2014/10/14
SK
1
171*アナウンサーになりたい訳ではないけれど、日本語について書いてあるので読んでみた。美しい日本語を話したいものだ。鼻濁音と無声音は、あまり意識したことがなかった。日本語が優しく聞こえるのは、母音中心の言語であるからとのこと。子音中心の言語は『響きもどこか戦闘的できつく聞こえます』(P.73)というのは、ちょっとケンカを売り過ぎだと思う(笑)。2014/09/13
よじ
0
こんな時だから、自分を見つめなおす。 原点回帰、初心忘るるべからず。2018/01/22