出版社内容情報
欧米でも版を重ねている標準テキスト。人口減少の生物学的基礎から始まって、人口転換、発展途上国の人口問題など幅広い問題を展望。
たとえば、多くの企業が成長の舞台として期待している新興国は、その人口の多さによって熱い視線が注がれている。しかし、人口増加は経済発展のトリガーとなるのか、それとも経済発展の足かせとなるのか、議論の決着はついていない。そもそも、世界の人口は、なぜ、加速度的に増えているのか。増え続ける人口の調整局面はあるか。そして、地球上の最適な人口規模とはどれぐらいなのか……。
人口学の権威が、多彩な学問領域の知見を総動員しながら、人類史の謎に挑む意欲的な一冊
第1章 人口成長の空間と戦略
第2章 人口成長:選択と制約の間で
第3章 土地・労働・人口
第4章 秩序と効率をめざして:近現代ヨーロッパと先進国の人口学
第5章 貧困国の人口
第6章 将来展望
【著者紹介】
マッシモ リヴィ-バッチ(マッシモ リヴィマイナスバッチ)イタリア・フィレンツェ大学教授
内容説明
旧石器時代100万人、新石器時代1000万人、青銅器時代1億人、産業革命期10億人、そして2100年には世界人口は100億人に達し、その3分の1はアフリカ人が占める…知られざる人類繁栄と停滞・衰退。未来を読み解くためのもう1つの世界史。
目次
第1章 人口成長の空間と戦略
第2章 人口成長:選択と制約の間で
第3章 土地・労働・人口
第4章 秩序と効率をめざして:近現代ヨーロッパと先進国の人口学
第5章 貧困国の人口
第6章 将来展望
著者等紹介
リヴィ‐バッチ,マッシモ[リヴィバッチ,マッシモ] [Livi‐Bacci,Massimo]
フィレンツェ大学名誉教授。イタリア共和国上院議員。イタリア共和国リンツェイ学士院会員。日本学士院客員。1936年フィレンツェ生まれ。1960年フィレンツェ大学卒業後、米国ブラウン大学に留学。ローマ大学を経て、1966年以降フィレンツェ大学人口学の教授をつとめる。この間、カリフォルニア大学バークレー校客員教授、国際人口学研究連合(IUSSP)会長など国内外で要職につく。ヨーロッパおよび世界の人口史の権威
速水融[ハヤミアキラ]
日本学士院会員。慶應義塾大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、麗澤大学名誉教授。1929年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。専攻は、日本経済史・歴史人口学
斎藤修[サイトウオサム]
一橋大学名誉教授。1946年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。専攻は、比較経済史・歴史人口学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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