目次
第1章 日本の技術発展―戦前期の概観
第2章 製茶業における技術選択
第3章 製糸業における技術選択
第4章 賃機から力織機工場へ―明治後期における綿織物業の場合
第5章 綿紡績業における技術選択―ミュール紡機からリング紡機へ
第6章 綿工業の発展と技術革新
第7章 力織機製造技術の展開
第8章 造船業の技術選択
第9章 工作機械工業の重層的展開―1920年代をめぐって
第10章 技術の地域的普及―福島県の電灯会社の場合
第11章 工業化過程における職人の役割
第12章 工業化に果した勧業政策の役割―農商務省商工系技師をめぐって
第13章 工場制度の定着と発展―明治末期の「工場」生産の実態
第14章 日本の技術発展―その特質と含意