出版社内容情報
国際金融・経済の複雑な動きや制度の変化を説明するとともに、オープン・エコノミーの理論・政策論を展開し、歴史・制度・理論の一体化をはかる。数式を一切使用せずに解説。
目次
第1部 国際収支の理論:従来の理論と新しい理論(第1章 国際収支政策についてのモデル;第2章 賃金の硬直性、所得分配、および国際収支政策;第3章 マネー、マネタリー・アプローチ、資本移動、および資産均衡)
第2部 インフレーションと為替相場制度(第4章 インフレーションと為替相場制度:対称的アプローチ;第5章 インフレーションと為替相場制度:いくつかの非対称要因;第6章 準備通貨としての役割および米国によるインフレーションの輸出)
第3部 外生的ショックに対する調整メカニズム:原油価格の変動に対する調整(第7章 原油価格の変動に対する調整:所得分配、インフレーション、および失業;第8章 原油価格の変動に対する調整:国際収支および為替相場の伸縮性;第9章 原油価格の変動に対する調整:興味深い3つの問題)
第4部 通貨統合の理論:欧州における経験の分析(第10章 欧州の通貨統合:主要論点)
第5部 変動為替相場の下で資本移動がある世界(第11章 政策効果の国際的波及メカニズム;第12章 国際的マクロ・システム;第13章 マクロ経済政策の協調)
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