内容説明
本書は、二〇〇五年(平成一七年)に予定されている商法改正、すなわち新しい会社法の制定の内容について、二〇〇四年(平成一六年)一二月に公表された要綱案に基づいて、概観しようとするものである。
目次
第1章 なぜ、また会社法を改正するのか
第2章 新しい会社の作り方が大きく変わる
第3章 株式会社の機関設計が柔軟化される
第4章 株式はさらに進化する
第5章 社債に関する取扱いも合理化へ
第6章 計算関係の透明化・合理化が進む
第7章 組織再編がいっそう実施しやすくなる
第8章 清算手続が簡易化される
第9章 合名・合資会社に加えて合同会社が登場
第10章 その他にもある様々な改正
著者等紹介
浜辺陽一郎[ハマベヨウイチロウ]
早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。弁護士。米国ニューヨーク州弁護士。1984年司法試験合格。1985年慶応義塾大学法学部卒業。1987年弁護士登録(第二東京弁護士会)。都内の渉外法律事務所に勤務して多数の企業法務に携わる。森・浜田松本法律事務所パートナー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。