目次
序章 ダイエットと就活は似ている
第1章 ゆとり世代の就職は「内定一社」で終了
第2章 失敗しない会社選びのコツ
第3章 面接はコミュニケーション能力が決め手
第4章 まやかしの内定を見抜け
第5章 世界同時不況で就活はこう変わる
終章 就活のシンデレラ
著者等紹介
田中秀臣[タナカヒデトミ]
1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在、上武大学ビジネス情報学部教授。専門は経済思想史・日本経済論。「リフレ派」経済学者の代表的な論客として、各メディアで積極的な発言を続けている。サブカルチャーにも造詣が深い。『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamikin
7
ほとんどの学生には本書のような就活本が実用的だと思われる。以下備忘録。サークル、バイトなど陳腐な自己アピールより参加していた講義やゼミについてしっかり説明する力を付けておけ。言葉通り「何を学んだか」。正しい日本語使え、マナー身につけろ、色々「無名」企業受けてみろ。でも実際経済の構造不況何とかしないとしないとニッチもサッチもいかない。40分くらいで読み終わる比較的実用性のある本。2010/03/20
がっち
3
しょうもない本かと思えば、ちゃんとした話であった。自分の背丈に合う会社を見つけること、内定取ることがゴールではないなど、普通の話だが、意外にもこのことが頭にない学生は多い。いい会社選びは書いていないが、仕事をみつけるにはということは書いてある。2012/01/05
夕刻
3
経済学者による就活本。就活本とはいえ、自己分析やESの書き方のようないわゆるノウハウ本ではなくて、就職活動に苦手・不安意識を持っている「非就職コア層」に向けて書かれている。いかに一流企業に入るか、のような巷の就活本とは一線が引かれており、私のように就職に不安感がある学生にはうってつけの本でした。2010/10/10
takizawa
2
非エリート大学の学生が優良な(人間関係の摩擦が少ない)中小企業に就職することを主目的にしている本。大学の研究者としては過剰なサービスとも思えるが,「大学全入時代となり、現在の大学卒は、昔の高卒と同じだと思ったほうがよいのです」(p.140)とあるように発想の転換も必要。2011/09/27
keepfine
1
著者の就職指導の経験をもとに、非エリートの就活生にむけて「失敗しない会社選びのコツ」を指南する。コミュニケーション能力や、就職難の原因としての世界同時不況など、就活を取り巻く現状についてもわかりやすく解説した。 2013.2.25 2013/02/25