内容説明
労働生産性の向上こそが国民の生活を豊かにする唯一の手段だ。
目次
第1章 長期回復の光と影(新成長時代―戦後最長の景気回復;企業の改革;政府の構造改革)
第2章 好調な企業業績とマクロ経済のゆがみ(何かがおかしい景気回復;日本経済回復のメカニズム;為替問題―円安は何をもたらしたか;王道はやはり生産性向上)
第3章 労働力不足時代の人材活用(人口減少、労働力減少の展望;フリーターとニートの問題;三〇歳代の過重労働;技能の不活用と生活不安;地方の衰退―就業機会の減少)
第4章 労働力不足対策の基本は生産性向上(外国人労働力の導入、少子化対策;安倍政権の成長戦略;労働関連六法案のねらいと今後の課題;膨大な低生産性部門;経営改革とIT活用)
第5章 「雇用の質」を改善する戦略(「雇用の質」が重要;「雇用の質」を高める戦略;労働者の能力と生活の質向上の戦略)
著者等紹介
島田晴雄[シマダハルオ]
1943年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。ウィスコンシン大学大学院博士課程修了(Ph.D.取得)。慶應義塾大学助教授・教授、マサチューセッツ工科大学訪問教授等を経て、千葉商科大学学長、(株)富士通総研経済研究所理事長、慶應義塾大学名誉教授
根津利三郎[ネズリサブロウ]
1948年生まれ。東京大学経済学部卒業。ハーバードビジネススクール卒業(MBA取得)。通商産業省通商調査室長、同通商政策局審議官(通商交渉担当)、OECD科学技術産業局長等を経て、現在、(株)富士通総研専務取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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