出版社内容情報
サラリーマンにとって最大の関心事である「出世」を経済学の目で実証分析。課長への昇進、役員への昇格は何によって決定されるのか? 学閥の実効は? など興味津々。
内容説明
課長への道と社長への道―それらの出世コースは、だれによって、どのように決定されているのか。本書は、数多くのデータをもとに、昇進・昇格の選抜基準を明らかにし、インセンティヴの観点から経済学的に評価したものである。
目次
序章 なぜ昇進の経済学なのか
第1部 社長への道(役員への途と役員の役割;会社役員の昇進と報酬決定;会社役員の意識と目的―役職と勤続年数の効果)
第2部 課長への道(課長への道―昇格・昇進管理とサラリーマンの意識;ホワイトカラーの賃金・昇進制度と労働インセンティヴ;ホワイトカラーの努力インセンティヴ;電機B社大卒男子従業員の勤続10年までの異動とその後の昇進)
第3部 昇進の諸側面(会社のなかの学歴社会;理工系、文系と昇進―理工系役員と文系役員の比較;理工系出身者の仕事意識と処遇;ホワイトカラーのキャリアと労働組合)
終章 昇進の経済学で何がわかり、何をする必要があるか
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