出版社内容情報
冷戦が崩壊し、デモクラシーの勝利が喧伝されているが、自由・平等を旗印とする米国社会でデモクラシーは七つの側面から挑戦を受けている。危機をどう克服するか。
内容説明
カネ、メディア、ラディカルな個人主義、不平等、そして意味の薄れた選挙etc.―現代の民主主義が受けている七つの挑戦を分析し、改革へのステップを提言。
目次
1章 民主主義の諸類型
2章 第一の挑戦―権力分立
3章 第二の挑戦―ラディカルな個人主義
4章 第三の挑戦―市民参加
5章 第四の挑戦―意味の薄れた選挙
6章 第五の挑戦―ビジネスの「特権的地位」
7章 第六の挑戦―不平等
8章 第七の挑戦―国家安全保障体制
9章 改革への七つのステップ