出版社内容情報
絶対に彼らと戦ってはいけない。
20人に1人の割合で存在するサイコパス。
彼らはどんな特徴をもち、どのように組織を破滅させるのか?
どうしたら彼らを見分け、その有害な影響を排除できるのか?
脳科学や事例、ストーリーを通して理解する、その実像と対策。
職場や仕事で関わるサイコパスを見抜き、対処し、排除するための役立つガイドであり、
人生のお守りとして誰もが読んでおくべき全社会人の必読書。
[サイコパスの特徴]
・脳に機能障害があり、共感能力に問題が生じている。
・「ウソをついたりズルをしない人間はただの馬鹿」と考えている。
・自分以外の人間は管理すべき家畜と見なしている。
・自分は絶対正しく、間違うことなどないと思っている。
・他人を信頼できず、マイクロマネジメントをする。
・表面的にはとても魅力的。印象操作の達人。
・リスクを評価できないため「怖いもの知らず」。
・目先のことしか頭にない。衝動的に行動する。
・「モラル」というブレーキがないので、どんなにひどいこともできる
【目次】
はじめに
第1章 私たちのなかに紛れ込んでいるカメレオン
――歴史上のサイコパスたち
第2章 共感力の進化
――協力、信頼、「コモンズの悲劇」
第3章 サイコパシー
――共感力が欠如しているとなにが起こるのか
第4章 サイコパシーのおもな特徴
――同じヒトという種のなかに潜んでいる捕食者
第5章 ケーススタディ1
――ステファニー
第6章 ケーススタディ2
――アリス
第7章 ケーススタディ3
――スコット
第8章 ケーススタディ4
――ジャスミン
第9章 サイコパスへの対処法
おわりに
謝辞
原注